加藤 嵐 – Arashi Kato –

1885

加藤 嵐(カトウ・アラシ)

ニックネーム: アラシ
生年月日: 1993年7月 18日
身長: 169cm
体重: 62kg
スタンス: レギュラー
ホームブレイク: 志田下、千葉
居住地: いすみ市岬町、千葉県
スポンサー各位: VOLCOM、Y.U、BeWET、OAKLEY、DAKINE、Future Fins、Ctric Amino、Bond Surf

2008年ASP Japan Tour Cadet ランキング: 1位
お気に入りのボード: Y.U
お気に入りの波: 志田下、ニューポートビーチ、スナッパーロックス
お気に入りの旅: オーストラリア、カリフォルニア、ハワイ、日本全国
お気に入りのサーファー: ブルース・アイアンズ、ケリー・スレーター、田嶋鉄兵、田中英義
お気に入りの食べ物: 全部
お気に入りのサウンド: J-POP
千葉期待の新星サーファー。2008年は千葉OAKLEYと福島MURASAKIで優勝している。カデットのグランドチャンピオンに輝いた。今シーズンからはプロジュニアに集中し、世界ジュニアチャンピオンズを目指す。

INTERVIEW

小さい時から家族とよく通っていた湘南で、5歳の時に初めて父のボードで波乗りを体験する。
それ以来、サーフィンの虜になった加藤嵐。
10歳で初めての大会に出場するが、その時の成績は優れたものではなかった。しかし、加藤嵐は少人数で、乗りたい波を選べるという、普段するサーフィンとは違ったコンディションが気に入り、それからさらに大会に積極的に参加するようになった。サーフィンに専念するため、12歳のときに家族で横浜から千葉に引っ越す。その一年後、加藤嵐はVolcomの目に留り、彼にとって初めてのスポンサーとなる。
そして16歳で、正式にJPSA認定のプロサーファーとなる。
2010年、加藤嵐は17歳にしてJPSA Rookie of the Yearに選ばれるという名誉を獲得する。

驚くべき速度で成長を遂げた加藤嵐。この来る2011年、彼はどんな野望を胸に秘めているのだろうか。
彼にとって2011年は高校最後の年となる。学業の傍ら、JPSA Tour、日本でのQS、全てのジュニアプロを成し遂げたいとおもっている。

生まれ持った素晴らしいサーフィンのタレントがあるのは明らかであるが、彼は謙虚でいること、そして向上心を忘れない。週に4回はランニング、ウェイトトレーニングに取り組み、可能な限り、波がある日も、ない日も水の中に入る努力をしている。先輩からのアドバイスにもしっかりと耳を傾け、それを自分のサーフィンに取り入れ、常に向上を目指している。

加藤嵐は彼の日本におけるサーファーとしてのキャリアには限りがあると感じている。
そう感じる彼にとって、毎年冬、ハワイで様々なサーファーと切磋琢磨する経験は必要不可欠なものである。「ハワイに来ることで、世界のメディアの目にとまることがあればうれしいとおもっています。大きい波にもっとレールに乗ってサーフしたいですね。いつもハワイにくると、世界中からたくさんのサーファーがきているので、自分がどんなレベルにいるのかを知るいい機会になっています。そして必ず、前の冬よりも大きい波、いいチューブに乗れるように、それと良い写真も撮ってもらえるようにがんばっています。ハワイはビーチもきれいで、ハワイの人はとても心が暖かくて優しいので大好きです。」

高校も終わっている2012年には、JPSAではなく、QSにフォーカスしたいと考えている加藤嵐。
彼の夢は、日本内だけでなく、世界でリスペクトされるサーファーになること。
彼がこのまま向上心と謙虚さを忘れることなく前に進み続けたら、それはきっと難しいことではないはず!
取材協力
インタビュー:アリッサ・ウーテン
PHOTO:カービー福永