Funny Surf Session

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初めに。昨日僕がモデルとして写真をとった謎の女の子は、アリッサ・ウーテン。彼女は本当にフォトジェニックでエネルギッシュ、そして勇気のある子だ。僕らは1時間撮影して、撮った写真はすっごくアメージングだった!何枚かはファッションマガジンに使われ、何枚かはサーフィン関連のスイムスーツの特集で使われる。そして何枚かは誰にも見せたくないくらい、すごく良く出来た写真だ。その写真がどこかで、いつか見られると思うから、楽しみにしていて。
2つめ。僕の新しい名刺のファイルを送ってくれたみんなにお礼が言いたい。昨日、朝起きてメールを見て圧倒されたよ。僕は全部使えたらいいなと思ってるけど、きっとそれは難しいから、一番初めに受け取ったメールを選ぼうと決めたよ。そしたら、それは偶然にも、昔からの友達のボビー・ヒガからのメールだったんだ。ボビー、手伝ってくれてありがとう。そしてメールを送ってくれたすべての人に、ありがとう。本当に、ほんとうに嬉しいよ!
3つめ。面白い話を聞きたい? 僕は、ボウルズで4時間のセッションをする予定だったから、日焼けから身体と目をプロテクトするためにTシャツを着て、ハットをかぶりサングラスをして海に入った。誰も僕だと気づかなかったし、僕自身さえも分からないほどだった。それで、ロングボードに乗ってるアリッサ・ウーテンに会った。彼女は僕の事をたぶん知り合いだろうと思ってじろじろ見てた。僕は怒った顔をして目をそらした。彼女をだまそうと思ってたから、笑いを堪えるのに必死だった。その後、僕は彼女に向かってヒューヒューと口笛を吹いて、目をそらした。さらに彼女に水をかけて、横を向いた。すっごく笑いたかったから、顔をそむけることしか出来なかった。彼女は怒りだしたけど、僕はそれが嬉しかった。そして彼女は来た波に乗ったので、僕はパドルをして彼女に近づき、キックして顔に水をかけた。僕らは1時間も一緒にサーフィンしたのに、彼女は僕が誰なのか全然気付かなかったんだ。彼女は今の今まで、昨日の君の悪い人は誰なんだろうって考えているに違いない。僕にとっては最近で一番おもしろかったサーフセッションだった。(笑…sorry Alyssa.

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide