歴史ある2つの世界大会で優勝を成し遂げた日本人プロボディボーダー『奥山 千晶』独占インタビュー

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スペイン・カナリア IBA グランドスラム 『EL Confital』、カリフォルニア・ハンティントンビーチ 2011 USBA Tour US OPEN の2つの世界大会で優勝という金字塔を打ち立てた日本が誇る女性プロボディボーダー『奥山 千晶』。世界中にいる彼女を慕う仲間達が、今回の優勝を共に喜んだ。1979年横浜生まれ。人一倍の努力とセンスで世界を視野にいれたプロアスリート選手としてボディボードの世界大会を転戦。彼女は看護師の国家資格を取得し、千葉鴨川にある亀田病院でハードな勤務をこなしながらプロボディボーダーとしての活動を続けている。彼女は、GO NAMINORI のオープン当時からオフィシャルBLOGER として、常にサイトをサポートしてくれており、今回独占でインタビューすることができた。まだまだ、今後の彼女に動きに目が離せない。
PHOTO : Alex Diaz , Taka Uchida , Rip tide , Emilie Masson / INTERVIEWS : JASMIN YOUNG

Q1 , ボディボードを始めたきっかけは?
最初は、女の子のファッション的な感覚でした。ですが、どんどんハマっていき、気がつくとボディボードに恋してしまいました。
Q2 , お気に入りのポイントはどこですか?
ポルトガル、ハワイ、日本、プエルトリコ、インドネシア… 1つでけ選ぶことはできませんが、世界中を旅することは大好きです。
Q3 , 過去の戦歴を教えてください。
2002 ISA surfing world games in South Africa 3位
2010 JPBA rank 5位
MISS smoul cup in Portugal Aveiro 4位
IBA Grand Slam Confita Pro 1st place 
IBA rank 11位
Q4 , 今回千晶さんが優勝したカナリアの大会の歴史や内容を教えてください。
初めて開催されたのは今から4年前の2007年。それから毎年ここConfitalで12月の頭に開催される様になり、2009年からIBA world tour にGrand Slam・Internationalと賞金によって試合のポイントが変わり、この試合はGrand Slamの試合になってからは今年で2年目です。Confitalの波はリーフブレイクで波質はかなり高く、チューブになる素晴らしいポイント。パワーもあってあたしがダイスキな場所です。波がいいからこの試合を楽しみにしてる選手は多いです。Canaryの町Las palmasは都会だけど古い町並みもそのまま残っていて、また自然も残るとてもステキな場所。冬だけど気温は暖かく、とても過ごしやすい。ヒトも明るくて一緒にいるだけで楽しくなっちゃう人達ばかり。Canaryはあたしが大好きな場所の1つです。

Q5 , この素晴らしい大会で優勝した今の気持ちを教えてください。
一言本当に嬉しいです。今でも夢だったんじゃないかって、大掛かりなドッキリなんじゃないかって思う。

Q6 , 優勝を決めたヒートは戦術的なことも含めて、どんなことを考えて臨みましたか?
大会初日は波が小さかったけど、日に日に波が良くなってきてとても嬉しかったし実際波乗りの調子も良くて楽しかった。ヒートに関しては戦術なんて全く。笑最終日は朝から会場に居たけど夕方の最後の最後までヒートがなかったから時間がタップリあったから、暇つぶしに国家試験の勉強したり昼寝したり音楽聴いたり。いつもの様に好き勝手してました。スイッチ入ったのなんてヒートの1時間位前だったし。まぁ強いて言えば。メンバーも波も物凄いので、決勝はとにかく何でもかんでも丸ごと楽しもう!って思ってたかな。ファイナルヒートで良い波をキャッチすることができました。それ波が、私のボディボード人生最高の波でした。また、私を応援してくれた全ての人たちに感謝します。ありがとう。

Q7 , 優勝するためにしてきた努力や特別なトレーニングや瞑想テクニックはありますか?
日頃のトレーニングかな。左ヒザに痛みを感じていた時、仕事前に亀田メディカルセンターの理学療法士にいろいろな療法を受け助けてもらいました。
Q8 , 世界中のコンテストを回っている千晶さんですが、日本のボディボード業界に今掛けているのは何だと思いますか?
海外とのコミュニケーションがあまり取れていない事かな。原因の1つにやっぱり『コトバの壁』があるんだと思うケド。日本人の選手って日本人で固まっていて海外の選手とあまりコミュニケーションを取れていない印象だった。それは海外の選手からも良く言われてたし実際自分もworld tourに出始めた頃はそうだった。でもそんな自分が嫌だったし、皆といっぱい話したくて1人で回る様になった。。それには世界各国で試合がある今では英語だけじゃまったくダメだって事も分かったのでこれからもっと色々勉強しなくちゃいけないとも思います。それから選手に関してはアスリートとしてボデイボードに取り組んでいる選手がとても少ないなとも思う。ボディボードやサーフィンがスポーツとして日本での認知度が低いからっていうのも原因の1つなのかもしれない。でもプロ選手として必要最低限な事だと思います。実際そういう話をできる選手が日本にはいない。海に入る技術だけじゃなく、身体の事・食べ物の事・社会的な事・精神的な事等を考えて行動している選手は海外では当たり前なのでそういった部分で物凄い刺激を受けてきました。
Q9 , あなたの夢は何ですか?
私の夢は私のお父さんとお母さんのような素晴らしい家族をもつことです。

Q10 , ボディボードを頑張っているファンに一言お願いします。
恥ずかしがらずに、世界をあなたの目で見てください。そしてひとつの夢に向かって継続し、自分を信じてください。いつか夢は叶います。if you have dream,keep going! someday your dream come true!!!  and life is short,have fun!!!!!
奥山 千晶プロフィール

名前:奥山 千晶 – chiaki okuyama –
スポンサー:ROXY , 亀田メディカルセンター , FRUITION , ALAKAI , Re:シリーズ・909 Beauty Salon by 六本木美容室
ボディボード歴:16才から
生年月日:1979.10.30
血液型:B 型
出身地:横浜市
ホームポイント:千葉 鴨川
好きな波:hollow waves for boogie!
好きな食べ物:豆腐 , 納豆 , 豆 , 野菜
好きな音楽:あらゆる種類の音楽が好き
好きな言葉 : NUNCA DESISTAM DOS VOSSOS SONHOS. meaning NEVER GIVE UP portuguese.my big friend give me this word.
BLOG : http://go-naminori.com/chiakiokuyama
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