今回も見所多いザ・サーファーズ・ジャーナル。パタゴニアの会長、イヴォン・シュイナードも世界で一番素晴らしいサーフィン雑誌であると太鼓判を押しています。今号も写真、内容共に充実した内容。寒い日でサーフィンになかなか行けない時こそ、クオリティの高いマガジンで心を温めませんか?
●記事のご紹介●
『BEST I EVER SAW』は、カリッサ・ムーアが紹介するジョン・ジョン・フローレンスの素顔。同年代の女子チャンプから見た最先端サーファーの真実の姿とは?そして『BLANK EXPRESSION』は、環境に優しいサーフボード素材の話。『FRASH POINT』は、サイモン・アンダーソンのトライフィン神話の登場です。「轟く雷鳴、降り注ぐ雨」と題し、1981年に巨大なベルズで開催されたイースター・クラシックの様子を、現場に居合わせた多くのサーファーたちの証言で再現します。
●今号、巻頭を飾るのは、ビッグウェーバーとして高名なラモン・ナヴァロが、イースター島ラパ・ヌイに存在する未開のビッグウェーブを開拓する『誰もが大地の一片』。
●そしてポートフォリオは、60年代に米『サーフィン』誌の編集長として活躍したリチャード・グラハムが残した、輝ける60年代サーフシーンの残照が楽しめる『リチャード・グラハム作品集』。
●災害被災地に、小型濾過器で精製した水を提供するプロジェクト「Waves for Water」を運営し、世界を股にかけ活動するジョン・ローズは、かつてプロサーファーだった。彼の波乱に満ちた半生を綴った『水の旅人』は、感動的な人生ドキュメントです。
●バハの荒涼とした砂漠に、タイルをちりばめた手造りの家を建てたジョージ・ポポヴィックの住処を訪ねる『大地のモザイク』には、究極のサーファー・ライフスタイルが記録されています。
●今号の紀行文『不況と不毛の地、西フィヨルド』では、アイスランドの秘境に生きる人々のシンプルで過酷な生活が紹介されています。
●デューク・カハナモクのオーストラリア上陸の様子を、愛情とユーモア溢れる筆致で描いた『ブーメランでの、あの夏の出来事』。まるで秀逸な歴史小説を読んでるかのように、当時の様子が浮かびあがってきます。
●そして、今号もうひとつのポートフォリオは、パラグライダーに乗って上空からタヒチの波とサーフィンを鳥瞰する『ベン・ソワード作品集』。
●『もしもフィル・エドワーズが月に行ったら』では、異端のシェーパー、ロビン・キーガルのヨーロッパへ移住するまでの顛末が、細部に至るまで描かれています。
●今号のRe-Entryのコーナーは、1997年に若くしてビッグウェーブに散ったトッド・チェッサーの母ジーニー・チェッサーの生活と意見を、静かなタッチで綴った『惜別の日々』です。
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この動画はイースター島ラパ・ヌイの模様。ものすごいラインナップがこの島に訪れている様子です。