私たちが大好きなハワイ。誰もがハワイの地に到着するとそこから幸せのオーラに包まれ、何をしていても笑顔溢れ、幸せになれる愛に包まれる。ですがこのハワイにも、ハワイ王朝が存在し、歴史の波に翻弄され、悲しい時代があったことを私たちは忘れてはいけないと思います。
ハワイ王朝最後の女王、プリンセス カイウラニ。彼女は23歳という若さでこの世を去りました。ですが彼女が残した功績、生き方は今もハワイでは尊敬され、受け継がれている。その歴史を知ることでさらにハワイがどれだけ懐が深い土地なのかを感じることができるはず。
すでにこちらの映画は、DVDとして販売されているので、是非見てくださいね。きっともうひとつのハワイと出会えるはずです。余談ですが、カラカウア王が、日本の明治天皇にハワイの王族と日本の山階宮の縁談を相談したのは、カイウラニ王女の事でした。 その時わずか彼女は5才。もしこの縁談が実現していたらと思うと。。。日本とも古くからつながりがあるハワイ。
ハワイのノースショアのビッグウエーブが起こる要因も日本の巨大な低気圧。日本とハワイは同じ島国として、様々なところで強い絆で結ばれていると感じずにはいられません。
【プリンセス カイウラニ】
【日本から贈られた傘と着物を纏うカイウラニ】
●ストーリー●19世紀末のハワイ王国。スコットランド人の血を引くヴィクトリア・カイウラニは、王家の養女となり、王女として育てられた。美しく成長した彼女は国民にも広く慕われていたが、1889年、米国との関係を深めたい反王制派が反乱を起こし、安全のため渡英を余儀なくされる。やがて国王が没し、クーデターの勃発によって祖国は混乱を極める。カイウラニは王国存続を認めさせるため、後ろ盾もないままアメリカへと飛ぶが……。