東京のセレクトショップRESTIRをご存知でしょうか。超高感度なセレクトで知られるリステアがプロデュースする新プロジェクトが「221 RESTIR」です。六本木ミッドタウンの緑豊かなエリアに登場した221 RESTIR。地階には女子にはたまらないセレクトショップ、1Fは大人のためのサーフショップ、そして2Fがアートラウンジ。今回このアートラウンジがハワイ、ノースショアを拠点に活動する9thWave Galleryと提携、その記念すべき第一弾として、同エージェント所属のアーティストShannon O’Connell (シャノン・オコンネル)の個展が10月26日(金)から11月30日(金)の期間で開催されます。
ヘザーブラウンを筆頭に大きな注目を集めるサーフアート。海をフィールドに遊ぶサーファーならではの視点で描かれる躍動感あふれる自然の美しさが、広く一般にも受け入れられるようになりました。そのサーフアート業界にて、次世代サーフアーティストとして注目をあつめるシャノンは、2012年3月、サーフィンの聖地パイプラインで開催された女子プロサーフィン大会の公式ポスターにも起用されました。10月26日より約1か月展示を予定していますが、10/26-10/28の3日間はシャノン本人もギャラリーに登場。アロハでいっぱいな彼女にぜひ会いに来てください。
今回の個展では、ハワイの美しさや楽しさを表現した「Backyard View」(45.72cm×60.96cm)、波がまさにパドルアウトする瞬間を描いた「Duck Dive」(45.2cm×60.96cm)や「Mighty Bali」(45.2cm×60.96cm)を含むインドネシアの波に対する夢を描いたIndoシリーズ、ハワイの四季を描いた四季シリーズなどを展示。一部の作品はブラックライトを当てると光る特殊加工が施されています。また展示期間中は、オリジナル、最新の版画技術を使ってプリントするジクレー、ミニジクレー(日本限定サイズ)、プリントを販売します
Shannon O’Connell Biography
1981年生まれ。カリフォルニア州ラグナビーチ出身、オアフ島エバビーチ在住。趣味サーフィン。カリフォルニア の海外沿いに位置し、歴史的な芸術の町であるラグーナビーチで生まれ育った彼女は幼少期からアートに目覚 め、自然をリスペクトすること、クリエイティブな考え方を学ぶようになり、自分自身を表現することを覚えて いった。
12歳で家族と共にコロラドに引っ越すと今度は一変、シカやピューマと言った野生動物が生息する山の 中での生活を送るようになる。しかしきらきらと太陽に反射して輝くブルーの海、ビーチから眺める美しいサン セットが心から離れず、家の壁一面にサーフィン、暖かい夕日の記憶、トロピカルフラワーのペイントをShannon は描き続けた。
幼い頃に焼き付いた海の美しさ、海面にきらきらと輝く夕日の美しさを忘れられずにいた彼女にチャンスが遂に 訪れ、2000年に弱冠18歳で単身ハワイへ移住する。荷物2個とスケートボードを持って初めてハワイへやって きた。
ウェストサイドのマカハへ居を構えた彼女はそこでサーフィンと出会う。彼女はサーフィンによって自身の アートが完成したと語っている。 『海にパドルアウトしてつま先が砂から離れたとき、別世界に入れるのよ。サーフィンをすることって二つとして 同じものはなくて、それぞれの波にサーフボードで絵を描くみたいなの』
現在、エバビーチの海の目の前の家で暮らす彼女の生み出すアートは新たに、波をテーマにしたシリーズ、ブラッ クライトで光るアートや暗闇で光るアートなど3シリーズが加わり更にパワーアップ。絵の中に、ひっそりとハワ イのティキが隠れていたりと独特なスタイルで、国際的に彼女のアートワークが評価されてきている。また、9th Wave Gal ler yのアーティストとなったことで、オアフ島ノースショアのハレイワタウンにあるワイランドギャラ リーのフィーチャーアーティストとして活躍している。
最も最近では、2012年女子パイプラインプロサーフィンコンテストの公式ポスターに起用され、その直後に日本 の雑誌サファリに彼女のアートが紹介される。今年7月にアートショーのため日本初来日を果たしたShannon は、その大成功に応えるべく、今秋東京にて遂にソロアートショーを開催する予定だ。