HATI HATI: Indonesia's First Mega Swell

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こないだの日曜日のメガスウェルは一年で一番デカかっただけじゃなく、たぶん一番いのちがけの波だったはずだ。時間が経つたびにスウェルが大きくなっていくのを見てた。そして、スマトラのシークレットポイントにたどり着いたら、そこはソリッドな10フィートで、まだ波が上がってた。

サーファーならみんな分かると思うが、ビッグウェーブサーフィンのリスクの一つは命を落とすこと。不幸なことがあった。オーストラリアのサーファーJae Haydonがウルワツでその日サーフィンしてた。折れたボードが見つかり、その後、パダンパダンで遺体が上がったらしい。他の3人もいまだに行方不明のようだ。

スマトラの海岸線では、僕らは全く同じスウェルでサーフィンしたんだ。僕がパドルアウトしたシークレットのラインナップでは、有名なビッグウェーブサーファーが何人かアウトにいた。こんな誰も乗らない波がブレイクするのを畏れおののいて見てた。自分の眼を疑うほどだった!

最初から最後まで、ビューティフルな10フィートの波を撮影した。これは僕の夢、居場所、僕の一日、これぞ”ストーク”顔。 no bullshit, just excitement…

海から上がったら、マツが待っていてくれた。僕はこういう日のためにサーフし、旅をし、生きてるんだ。僕よりもハッピーな人はいないよね。

海に入ってたら、ある男の子が僕を見て、”hey,キミのこと知ってるかも。なんて名前?”と言った。あとで分かったんだけど、Brenno Dorringtonという子と20年前にフィリピンへボートトリップしに行ったことがあるんだ。いまでも僕らは人生最大のバレルを追い求めて夢を生きてるよ。そして、どうなったと思う? 僕らは見つけたよ!Brenno,すごい久しぶりに会えて嬉しかった!20年前、フィリピンのシークレットなヒュージバレルをサーフし、いま20年経って、インドネシアでシークレットバレルでサーフィンするなんてクレイジーだよね。
その日はどんな感じだったのかって、たくさんの人から質問されてる。とりあえず、同じ日のモーニングセッションで人生最高のチューブに入ったBrenno Dorringtonを見て欲しい。いまでも信じられないほどのグッドウェーブだったな…

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide