ビッグアイランド、ハワイ島。そこに一人の女性が娘さんと共にナチュラルライフを楽しんでいる。今の時代だからこそ彼女の生き方、感じ方から大切な事学び、得ることは多いのではないでしょか。
彼女が紡ぎ出す愛情深い言葉から、読んでいるだけでハワイの空気を感じる事ができそうです。
通称ビッグ・アイランド、「地球のへそ」の名で親しまれている ハワイ諸島においてもっとも新しく、大きな島・ハワイ島。芸能人の集う観光地、神々の住む島、ヒッピーたちの聖地、はたまたキラウェアなどの大自然溢れる地。私たち日本人が思い描く”ハワイ”の輪郭は、いつも何となく曖昧だ。生まれ育った東京を出た一人の女性(著者)が、娘と共に辿り着いたのは、そんなハワイ島での暮らしだった。今なお火山の影響を大きく受ける土地に飛び込んだ著者は、大切な娘を育てながら、暮らしのアイデアを日々積み重ねていく。食事・マーケットでの買い物・子育て・教育…彼女が自ら思考し、周囲との繋がりの中で徐々にかたちを成していく、時に優しく時に厳しいハワイ生活の記録。そこには確かに、人が自然と共に生きるヒントが散りばめられている。
変に構えるのではなく、それこそ「はだし」で、自然の中に降り立ってみたら?そんなきらきらした気持ちを伝えてくれる『はだしのハワイ』。おすすめです。
■『はだしのハワイ ~大自然に学ぶナチュラルライフ~』
著者:文=未央、写真=岩根 愛
発行日:2012年8月1日
定価:1,680円(税込)
版型:H210×W148mm
ページ数:168ページ
発行:エディシォン・ドゥ・パリ
発売:ハースト婦人画報社
URL: http://www.editionsdeparis.com/
online store: http://www.online-marks.com/products/detail/45230