間屋口 香 -kaori mayaguchi-

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スタンス: レギュラー
好きなポイント: 海部、生見、インドネシア
HP : http://www.pavilion-surf.com/kaorimayaguchiofficialsitetop.htm

Q;まず初めに、あなた自身のバックグラウンドを教えてください。いつサーフィンを始めたのか、どんなきっかけで始めたのかなど。
生まれは日本海に面している京都・舞鶴です。そこでパパがウインドサーフィンを始めて、その後、私が6歳の時に静岡の御前崎に移り住みました。それから「ウインドサーフィンはハワイのマウイ島がメッカだ!」ということで、私が12歳の時にマウイに引っ越をしました。そこでクラスメートだったエリース・ガリーグ(リップカールのモデルライダー)にサーフィンを教えてもらったのがきっかけです。
Q;香ちゃんの家族について教えてください。みんなサーフィンしていますか?
パパは今は、ウインドサーフィンをやめて、一緒にサーフィンしています。ママは2年前、40歳になってからサーフィンを始め、横に滑られるようになりました。
Q: いつもたいていはどこにいることが多いですか? ホームポイントはどこですか?
四国の宍喰ビーチで家族とサーフショップをやっています。でも私は、今年はトータルで4か月ほどしか四国に帰っていないです。ずっと国内外を遠征しています。ホームポイントは海部!

Q; 英語を勉強し始めたのはいつ? どうやって上手くなったのですか?
英語はマウイに1年、オアフに3年間住んでいた時に、向こうの学校で覚えました。
Q;あなたにとって、ハワイとは?
第二の故郷。12?16歳までの楽しい時を、飾らない気さくな人たちの中、そして自然の中で過ごせたことは一生の宝です。
Q:2度のJPSAグランドチャンピオンを獲得していますが、印象に残るのはどちらですか? なぜ?
20歳の時にとった最初の方! ハワイから日本に帰ってきて4年目、がんばってアルバイトをして遠征費を貯めたり、親や周りの人たちに協力してもらいながらすごく苦労して大会を回っていた時期だったので、それが結果にでてうれしかったです。
Q;WQSのコンテストで世界中を回って、サーフィンについてどんなことを学びましたか? また、次のレベルに到達するためにはどんなステップが必要だと思いますか?
「上には上がいる」ということを学びました。特に、メンズは日本に来れば毎回優勝してしまうレベルの人がウヨウヨいる。日本がどれだけ遅れているのかということを、痛感しました。外国人サーファーは、それぞれ個性が強くて、一緒に生活していても、ものすごく楽しい。時にはついていけないことも多々…。レベルアップのためには、やっぱり日本の中だけでは無理だと思います。でも、ただ海外でサーフィンをするのではなく、上手いサーファーと仲良くなって、その中で一緒に波乗りをすることが、一番大切だと思います。
Q;もし、日本のサーフィンの大会を自分でコントロールできるとすれば、どんなことを変えたいと思いますか? それは、なぜ?
もちろん、暖かくて、最高の波があるところでしか大会を開催しない! 波がなければ大会は延期! “本当のサーフィン”を発揮できる場所で、皆が勝負する方がやってる方も最高に楽しいし、見てる方も感動するはずです。
Q;旅することからどんなことを学びましたか? そこから得たことで一番あなたにとって大切なことは?
世界には、見ていて涙が出てくるほどきれいな夕日、海、人たち…がいることを知りました。自分が、ものすごく小さい存在だけど、その中で波に乗っている自分が、ものすごく幸せだとわからされました。そこから一つ気づいたことは、それが自分の住んでいる日本にもあるということ。いろんなところに旅に行っても、一番求めているのは、結局は自分のことを愛してくれている家族や仲間がいるところだと、最近気付きました。
Q;一番尊敬している人は誰? その理由は?
パパとお母さん。17歳で私を産んでくれて、けっして裕福な家ではなかったけれど、何が一番大切かを教えながら育ててくれてきたから。
Q;サーフィン以外では何をするのが好き?
家に遊びに来てくれる友達とおしゃべり。・ヘンプで色々作ること!・夏は素潜りして、冬は皆で釣り!
Q;あなたの夢は何? これから数年の目標は?
サーフィンを続けながら、いろんな人達に出会って、+新しい何かに出会えたらなぁと思います。あと、子供たちと一緒に波乗りをしながら、その子供たちに何かを伝えていけたらと考えています。生活のために今まで大会をがんばってきたけど、それもそろそろ卒業かなと…(笑)。サーフィンはもっともっと上手くなりたいし、トリップもいっぱい行きたい!
Q;今、熱い情熱を持ってがんばっている若いサーファーガールズたちにメッセージを!
海を大好きになってください! いい波を求める気持ちを常に持って、いろんなところに行って、いろんな人のサーフィンやライフスタイルを見てください。その中で自分のサーフィンというものを見つけてください!!