Progression means Getting Better!

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そういえばイナイダさんとユキさんに会ったのは3月だ。その時は2人にとって初めてのサーフィンで、かなりベーシックな所から始めたのを覚えてる。11’0のロングボードを買って、彼らをアウトまで連れて行き、波が来たら押してあげた。そう、彼らはトウインしてたんだよ。2人とも20分のサーフィンで疲れてた。でも少しずつ上手くなっていって、一歩一歩良くなっていった。パドルが強くなったし、サーフボードも合うようになった。今、彼らはすっごく新しい9’0のハイパフォーマンスのロングボードに乗ってるよ。自分たちでパドルアウトするレベルになり、波がデカい日にはスープも超えられるし、自分の力で波を捕まえて2時間もサーフィンし、パドルで戻ってこれるようになって、すごいと思うよ。どんどん上手くなっていくのを見れてかなりワクワクする。こんなに早く上達する彼らを見てる僕がどんなに嬉しいか、2人には分からないと思うけどね。サーフィンをした事のないみんなとシェアすることは、デカいバレルに入ることくらい価値あることなんだ。純粋に嬉しいことだよ!

時々、僕らは誰もいない場所でサーフィンする。アウトに出て一緒に波をとらえ、海を楽しむ。同じ波に3人だけで乗ったよ!クール!10年前、ノースショアに行ってビッグなチューブに入るのが僕の一番の楽しみだった。やっとサーフィンがどんなものかって分かった気がする。
イナイダさん、ユキさん、待ってますよ。家には新しいボードも置いてあるから、この冬はビッグウェーブに乗りましょう!See you soon!

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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