Champion Surfers!

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早く起きて勇人を迎えに行きノースへ向かった。どこも混んでいたので結局僕らはvelzylandでサーフした。40人ものサーファー達とサーフィンしてるとモルジブが恋しくなる。最近サーフィンに関して僕の考えが変わってきてると思う。主要スポットでのサーフィンより誰もいないエキゾチックスポットでのサーフィンの方がいい。前はベストタイムのベストスポットでのサーフィンを望んでいたけど、今では気にしない。世界からのハングリーサーファーと一緒より、1人でサーフしたり友達数人とのシークレットスポットでのサーフィンの方がいい。アグレッシブなサーファー達で混んでるvelzylandでサーフィンしてる間、自分は間違った場所にいるとわかっていた。ここではすごいハングリー精神でないと波がキャッチできない。最初、僕はメローであまり波をキャッチしていなかった。そしてハングリーサーファーへスイッチを入れ目の前にくる波を片っ端からキャッチした。そして波の為に争いハッスルするのは楽しくなかった。僕は贅沢なんかじゃなくて、この25年サーフしてきたスポットライトサーフスポットに疲れてしまった。今年はもっと探索し誰もいない所を探すよ。そして時々主要スポットへパドルアウトし波を競う。しばらくこれで様子みてみるよ。

パイプラインで百人のカメラマン達に60人くらいの日本人サーファー達、そして多くのギャラリー達がビーチで波を見てる姿がとても恋しく思う。今日は5人程のカメラマンに日本人サーファーは3人程。Teppei Tajima, Hayato Maki, Mineto Ushikoshi。
teppei と ushikoshi は JPSA チャンピオン、そしてhayatoはチャンピオンソウルサーファー。僕は彼らを長年知っていてビーチで一緒に話をしたりするのは楽しい。good to see you boys!
僕のメールはまだクラッシュしてる。結構いらついてこのサイバーワールドが嫌いになってきた。昔みたいに電話したり手紙書いたりの頃に戻れたらいい。近いうちに直るいいな。

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide