南相馬市の市長さんが東京マラソンを完走したって聞いてすごく嬉しいよ。市長の桜井さんはマラソンに参加して、多くの人に地震や津波、放射能による悲劇はまだ終わっていないということを伝えようとした。社会全体の認識としては、かなり忘れられているのが事実。南相馬の半分は20km避難区域に指定され、もうすぐ1年が経とうとしているのにいまだに立ち入り制限になってる。原発は今も大気中に放射能をまき散らし、土地の大部分が汚染したままだし、たくさんの人たちが避難したり、町に戻れないままだ。南相馬市を支え、主張してきた桜井さんの功績を認めるよ!
これは、去年4月に初めて桜井さんに会ったとき。すごくエネルギー溢れて、スーパーポジティブな人。僕はグッドヴァイブを感じ、彼が町を逃げ出さずにずっと居残り、みんなを代表して正々堂々と意見を言っていたことに心を動かされた。根性があるよ。たくさんの人が諦めた町のために今も戦っている彼をリスペクトしてる。実は今、マラソンの完走おめでとうって電話しようと思ってるんだ。あぁ!でも電話に出なかった。メッセージを残したから、聞いてるといいな。