ムラカミさんはハネムーンで10年前にハワイに来た。彼は一週間毎日ワイキキでサーフィンして、やっと1本波をキャッチしたそうだ。トライしたのに、誰も彼に波を譲らず、ローカルサーファーたちは彼にどけろと叫んだらしい。これは、彼の最悪なサーフィン体験。その後、日本に戻り、心の中で、もう絶対にハワイには行かないだろうって思ったそうだ。それで、何がきっかけで昨日10年ぶりにハワイに戻ってきたんだろう?たぶんリベンジだと思う。そう、僕も不愉快なままその場所を離れるのがどんな気分か分かるし、それを元に戻すのに最善の方法はもう一度トライすることだと思う。昨日ホテルでムラカミさんをピックアップした時、彼は“とにかく、一つだけでも波に乗りたいんだ”と言った。そして僕に過去の話をしてくれた。僕は“かわいそうだ”って一人考えてた。それで、“よし、今日アイランドでベストなポイントでサーフィンしに行こう。ボウルズがいいよ”と言った。それから僕らはパドルアウトし、もし僕が“GO”と言ったらGO!だよと教えた。彼はファーストウェーブをキャッチし、笑顔になったのはプライスレスだった。結局、2時間半のセッションで何本もグッドウェーブに乗り、海から上がって来たとき、彼はハワイ大好き!と言ってくれたよ。そう聞けてすっごく嬉しかった!
Hey Murakami-san,
君とサーフィンができてすごく楽しかったです!正しいハワイの経験ができたことを嬉しく思うよ。
10年前、ローカルサーファーが君に向かって怒鳴ったこと、申し訳なく思う。そんな奴らは全然アロハじゃない!
今日またサーフィンに行ったら、もっと良い波に乗れるといいな。
10年前の悪い体験は、消してくださいね。
あと、2度目のハネムーンの今回の旅をエンジョイしてください。
前回来た時は、君はきっとすごく苛ついてたと思うから、奥様が気の毒だよ。笑
ハワイでの残りのステイを楽しんで、大阪に気をつけて帰ってくださいね!
Hope to see you again.
Aloha!
僕がサーフィンに連れて行く人みんなに、リーフの上で足をつけないでって教えてる。一つの理由としては、もし壊れやすいリーフの上で立てば、リーフを殺してしまうことになるから。どんなことか知らない人のために書いておくけど、死んでしまったリーフが再び成長出来るようになるのには、10年以上かかるんだ。もう一つの理由は、ウニみたいなのがいるから。そう、もし足の裏で黒いものを踏んづけたら、きっと叫んで、しばらくの間、黒いトゲみたいのが刺さったままになるよ。こないだ、ボードの上で波待ちしてる時にこの写真を撮った。ウニを思いっきり踏みつけちゃったらって想像してみて? itai!!!!
最後に。僕は日焼けして、どんどん真っ黒になってる。でも、自分の仕事が大好き!大事なのはそれだけ!