宮城カズマは可愛い子だ。12歳なのに沖縄のみんなを味方につけてる。彼はすごくシャイだけど、笑顔が全てを物語るんだ。トラックスで海から上がってくる彼を見かけた時、満面の笑顔でケリー・スレーターにサインしてもらったサーフボードを見せてくれた。カズマがこれからずっと、このサーフボードを抱えて寝ていても驚かないよ。
何年もの間、ケリー・スレーターがたくさんのファンにサインするのを断るのを見ていた。いつも心の中で“なんてイヤなヤツなんだ”って思ってた。良く考えてみたら、彼が全員にサインしていたら、サーフィンする時間がなくなっちゃうはずだ。だから、カズマのサーフボードにサインするのに立ち止まってくれたのは、かなりびっくりした。カズマは本当にケリーを尊敬しているから、もしサインをノーと言っていたら、若いボーイズの夢を壊してしまっていただろう。カズマ、君にはかなりドキドキしたよ!
魚が攻撃するなんて全然知らなかった。だけど、トリガーフィッシュがダイバーを襲ったっていうのも聞いたし、サージョンフィッシュがユキさんを攻撃したのを見たんだ。彼女のポニーテールを噛もうとしてたんだ。笑 僕はブルーのインド洋の深い海の中で、この写真を撮りながら笑ってたよ。