Expensive Diving Day!

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昨日はクレイジーなほど高くついた一日だった。5回ダイブしてウルアとGTの住処をチェックしに行った。そこにミディアムとビッグサイズのが2匹いるのを見つけた。ほんの20フィートの深さだったから、海底で彼らが出てくるのを待ってた。そのうちやっと1匹が目の前にやって来た。頭にガンの狙いを定め、ショットしたら2秒後、シャフトに手応えを感じなかった。何だ?上手くスピアしたのは分かっていたけど、何かおかしい。スピアシャフトが壊れてた‼‼ あぁ、魚の力って。oh well.
その後カイルのシークレットブルーホールへ行った。リーフにあいた巨大なホールだからこう呼んでる。リーフは12mまでダウンしていて、ディープブルーホールは28mの深さがある。入った時、17キロ以上のビッグなGTが泳いでるのを見つけた。カイルはホールのすぐ前に行き、僕は後ろに周った。一緒にホールへドロップした時は15m位の深さだったけど、2〜3匹の超巨大なGTと20キロくらいの魚の群れが見えた。僕はガンを構え、モンスターが泳いでくるのを待ち、考え、待ち、結局撃つのをやめる事にした。深い所まで引っ張られて死ぬか、ガンを失うか、最後のシャフトが壊れるかも知れない。そしたら今日はもうダイブ出来ないと分かってたから。そんな事をかなりの深さで考えていたんだ。上がってきたらカイルが45キロを超えるデカいGTと格闘してるのが見えた。でも、そいつはカイルのリールからラインを全部引き出して切り離した!魚も逃し、シャフトも失い、やる気もなくなった。僕にとってはディープブルーホールで巨大な魚たちが泳いでいるのを見られただけでアメージングだったけどね。カメラを持ってくれば良かったな。絶対にまた行くよ!
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左は折れたシャフトを持つ僕。50ドルの出費。右は捕まえていたはずのGTを持つカイル。笑  彼のシャフトとラインは100ドルはかかるはず。面白いことに、僕らは何度もこういうこと経験してきてるんだ。メンタワイには1本じゃなく、2本のガンと4本のシャフトを持って行くつもり。
カイル。たぶん今日はマウイスポーツグッズで新しいギアを買ってる君に会うと思うよ。笑

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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