Free Diving Saved my Life….

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子供の頃からサーフィンをしているけど、考えてみると今迄に何度も溺れそうになっている。ビックウエーブをサーフする他の人に聞けば同じ事を言うと思う。大きな波でサーフィンするのは笑い事ではない。身体的にも精神的にも準備が必要だ。僕はウエイトトレーニングを15年間の間しているけど、それは身体的な方を鍛えるもので、僕の命を救ったのは精神を鍛える事が出来たフリーダイビングだ。海の底で心地良くいられる事が、僕を安全な気持ちにさせてくれる。過去4年の間に2回死にそうな経験をした。一度目はメキシコで、二度目はハワイだ。メキシコの10フットのセットで長い間海面に上がれなかった。僕はリーシュを付けていなくて、水がすごく汚かったので、どっちが上だか分らなくなってしまった。もう直ぐ次のセットが来るはずだ。僕はとにかく底流が自然に僕を引き上げてくれるのを待った。時間が掛かったけど、遂に海面に上がった。悪い状況を切り抜けられたのは、僕がリラックス出来たからだ。それでも僕の息は続かなかった。海と戦う事は出来ないと知っていた。遂に海面に上がった時、また大きなセットが頭の上に落ちてきて、僕は同じ事を何度も何度も繰り返した。もしフリーダイブをしていなかったら、僕は死んでいたと思うよ。そして三年前の冬、バックドアーで波の小さい日にサーフィンしていた時、波につり上げられ、リーフに頭をたたき付けられてしまった。僕は気を失ってしまった。ラッキーな事に目が覚めたけどまだ海の底だった。僕の体はショックで手も足も動かす事が出来なかった。すごく怖くなって、死んでしまうかと思ったけど、もがいたところで何の助けにもならないと知っていたので、ただリラックスした。目を開けると水面が見えた。でも動けなかった。其の時腕に感じがよみがえり、ゆっくり泳いで上に上がった。僕はビーチまでたどり着き、真っ直ぐ病院に行ってCATスキャンをしてもらった。僕はそのままめが覚めなくなるのが怖くて寝たくなかった。テストの結果はラッキーにも何の異常も見られなかった。これがもう少しで死にそうになった2つの経験だ。死んだ人をもう十分すぎるぐらい見てきた。フリーダイビングは僕の事を精神的に助けてくれる。もし正しくトレイニングを受ければ、深く潜れる様になるし、2〜3分は息を止められるようになるだろう。もしそれが出来れば、ワイアメアの20フットのセットに巻かれても大丈夫だろう。もっと海で心地良く、自信が持てる様になるはずだ。それはすごく重要な事だと思う。もしパニックすればおしまいだ。僕がいつも思うのは海とファイトしようとすると我を忘れてしまうと言う事だ。ただ身を任せた方がいい。先ずはプールに飛び込んでトレーニングして、その後海に入って学んだら良いよ。波のこと、潮のこと、リーフのことなど。特に僕のように生きている時間の半分以上を海で過ごしている様な人はね。楽しんで、尊敬して、そして危険な時に何をしたらいいか知っておいた方がいい。そして本当にそれは一番予期していない時にやって来るよ。。。dive safe and surf safe…

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide