タンタウルスの丘に行くと毎回、ハイスクール時代に夜、音楽を聴きにそこに行ってたことがフラッシュバックする。何百回も行ったけど、毎回色んな思い出が蘇ってくる。すぐ目の前にある美しいハワイ大学のマノアキャンパスを見ると大学時代の毎日を思い出す。そこに通ってたなんて今でも実は信じられないほど。早く卒業して日本に行こうと思っていたから、時間がたつのはすごく早かったんだ。たぶん僕の人生の中で一番の大きな成果なんだけど、もう少し大学時代を楽しめば良かったな。世界中のアメージングな友達に出会う機会を持てたし、色んな知識を吸収することができたし、ビジネスの学位をとって卒業することができた。まさに20年前の話。10年前までは、僕の学位が使い道にならないから、大学に行ったのは時間とお金の無駄だったと考えてる人が周りにたくさんいた。普通なら大学で学位を取ったら履歴書を書いて就職活動をするよね。でも僕は違った。大学の学位はいつも人生の道のりの中で僕の頭の中にある。毎日使いこなしてるし、20年前を思い返せば、今までたくさんの良い決断をしてきたと思う。悪いこともあったけど、絶対に振り返らず、後悔しない。僕はいつも前を見て進んでるんだ。
ハワイ大学で超厳しくてキツいビジネスプログラムを終えたばかりの若者の僕。不思議なのはこの日すら思い出せないってこと。幸い、ママと僕の写真を誰かが撮ってくれてた。ビッグなアサヒの缶ビールを持ってる僕を見てよ。笑 この写真の1週間後、日本へ引っ越しして完全に新しい世界へと進んだんだ。その日から20年間、ずっと大好きな世界。それから、人生でスペシャルなこの日のことを覚えてないけど、僕の卒業のお祝いに来てくれた特別なみんなにお礼を言いたい。僕のことをサポートして、信じてくれた家族や友達のみんなにも感謝してる。そして僕のことを信じてくれなかった人にさえも感謝してる。なぜならそういう人がいなければ、僕はこんな風に頑張れなかったと思うから。おかしな話かもしれないけど、誰かが”カービーには出来ないよ”って言うと、僕はそれが間違いだと証明したくなるんだ。人生で不可能なことはないっていうこと、忘れないでいて!
オオサキおじいちゃんは一度僕にこう言った。“カービー、教育は人生のカギだ。良い教育を受けられれば、なんでも出来るようになるんだよ” まさにその通り!ありがとう、おじいちゃん!