Dawn Surf, Kahuna, Waikiki Fight

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今日はすごくエモーショナルな一日だったよ。普段の一日で起きる出来事としてはトゥーマッチだ。今日は感情がローラーコースターみたいだった。
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まず、朝5時に起きて日が昇る前に海に入りたかった。シークレットスポットに行ったら誰もアウトにいなかった。その後、黒い空が赤く変化した。雲が燃えてるみたいだった。日が昇り、僕は今まで見たことないような最高のサンライズの中でパーフェクトウェーブに乗った。これ以上の場所は他には無いはず。
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波は一日中グッドだった。島のどこもパーフェクト。サーファーにとっては他に何も必要ないよ。
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それから9時にカフナ(ハワイアンの神官)と会う約束だった。彼は友達の新しいペントハウスに祈祷しに来てくれた。彼がチャントを唱え、部屋に祈りを捧げてくれたのは、素晴らしい文化的な経験だったよ。悪いスピリットをお祓いして新しい人のために明け渡すのは、ハワイでは伝統的なことなんだ。部屋の中でみんなで円を作った時、あちこちでスピリットを感じたよ。ゾクっとして鳥肌がたった。変な気分だったけど、全てが終わったら、全部なくなってたみたい。みんなは信じる?僕は信じられる。
その後、波をチェックしにボウルズに行った。行く途中、ワイキキのど真ん中でケンカしてる男2人がいた。カラカウア通りで。1人がもう1人を地面に倒し、走って逃げてるのを見かけた。その彼は助けを呼ぼうとしてたけど、もう1人が頭を殴ってた。彼はほとんど意識が無くなってたんだ。その後、その男がナイフか何かを取り出し、頭から地面に倒れ込んだ彼を刺したのを見た。全身血まみれだった。僕もショックを受けた。ツーリストが悲鳴をあげ、パトカーがサイレンを鳴らして来て、その場にいた人たちはただショックを受けてた。1人がやられて、カラカウア通りの真ん中で意識不明で横たわっていた。朝10時の出来事。僕はHAWAII FIVE Oか何かの撮影かと本気で思ってた。あまりに理解しがたい出来事で、僕は一日中気になってた。今もね。ある男を刺した男の動きや、人の叫び声、そして血まみれの全て。ワイキキのど真ん中、白昼にこんな事件が起きたなんてすごく悲しい。この世の中はどうなってるんだ?
その後にボウルズに行って、10本のパーフェクトなセットをキャッチしたけど、まだトラウマだ。
だからアラモアナショッピングセンターに行って、エンドレスな列に並んだ。その後、友達を尋ねに行ったら、車に石が落ちてきたのを見つけた。なんて長い一日だったんだろう。もう寝るよ。
good night.

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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