Got License?

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1週間前、ライフガード、ファーストエイド、レスキューのサーティフィケーションを取ろうと思った。だって期限が切れたと思ってたから。ハワイでサーフインストラクターの資格を受けるためには3年ごとに受けなきゃいけないよ。しかも、サーフィンを法的に教えることをビジネスにするなら、みんなブルーカードが必要なんだ。コースの前日の夜、カードをチェックしたら、1年だけ残ってた。実際は2013年12月に期限切れだったから、僕が間違ってた。でも、その仕事にふさわしくないなんてことにならないように、僕はどうにかコースを受けた。いつも安全が一番重要だと強調してる。コースを完了した後、さらにその資格を与えられて、さらに気づくことがあるように感じた。僕の視線はいつでも海でのトラブルに向いているし、もし危険なことがあったら命を救いたいと思ってる。
僕がサーティフィケイトされて、もう7年以上になる。法的な資格を取るのには時間、努力、やる気、お金が必要。友達と家族には、正真正銘のビジネスで、すごくハードだってみんな分かってもらってる。でも、ここ何年かの間で、資格がなく違法なサーフインストラクターがいることを見たり聞いたりしてるんだ。その人たちはサーフィンを教えるライセンスもない。ウェブサイトを作り、ハワイで違法なガイド業をしてる。僕には関係ないことだって気にしていないけど、誰かが危険にさらされるようなシチュエーションをたまに見かける。しかも、日本を含め、他の国々からサーフレッスンをしにハワイに来てる人たちのことを見かける。
まず言っておくけど、それは違法だよ。2つめ、もしケガさせたらどうするの?3つめ、誰かがアメリカの移民局に連絡したら、逮捕されるか強制送還されるよ。そしてもう2度とハワイには来れなくなる。僕は、ここハワイで合法的に、きちんとした方法でサーフインストラクターをビジネスとしてる人をたくさん知ってる。でも、僕はまた、違法で、間違った方法でサーフインストラクターをしてる人もいっぱい知ってる。捕まるまで時間の問題だよ。このアイランドは狭すぎるから、絶対捕まるからね。

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide