My End?

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僕は歳をとるにつれ、周りの人たちがどんどん亡くなっていく。大好きな人や友達を失うのは、堪え難い出来事だ。葬式に参列した後は、僕の番はいつなんだろうと本気で考えてしまう。僕はそのときハッピーだろうか?イエイ。僕のそばにいる人たちに悲しんでもらいたい?ノー。じゃあ、僕はどうしたらいいんだろう?重要なことは、みんなに、僕はグレートな人生を送ってると伝え、示すことだと思っている。自分がしたいと思うことをすれば、毎日がビューティフルなんだ。周りにはワンダフルな人しかいないから、一人一人それぞれを大切に思ってる。自分の人生を愛し、この世界やみんなのことを愛してる。だから、もし僕の番が来た時には、最高の人生を送ったヤツだったなって思い出して欲しい。
そして、僕はどんなお葬式をしたいんだろう?もちろん、サーファースタイル!これは、何カ月か前に参列した僕の友達の葬式。
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パドルアウトしたいな。どこだろう?ちゃんとしたホームスポットがないから、どこでもいい。カイマナビーチかも?あそこにはナイスで温かいグレートな思い出があるんだ。サークルを作って、手をにぎり、全員が一つになるパワーを感じる。そうしたら、みんなのことをからかったり怒らせたりした時のことを思い出させてしまうけど、どうか許してくださいー。笑
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家族が海に僕の違灰をまいた後は、花やレイを投げ入れ、音を立てて水をかけるんだ。そうすれば、昔してたクレイジーなことや大きな笑い声を思い出すでしょ。でもさ、ストリングつきのレイは持って来ちゃだめだよ。もし持って来たら、ストリングを抜いてビーチに持って帰って捨ててください。レイを投げ入れて、リーフやカメにストリングがひっかかってしまった人がいるから。オーシャンは僕のセカンドホームだと覚えておいてください。だから、クリーンでナチュラルなままキープしよう。
それで、自分のお葬式をプランしておいてる人がいるって知ってる。僕もプランしたとこ。その日が来たら、自分でやりたい方法でするよ。
でも、今のところは、僕のドリームライフは続いてる。みんなも僕みたいな最高の人生を送って欲しい。cheers!

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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