MOST DANGEROUS JOB….

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おはようございます。6 am日曜日の朝です。今日はスーパーボールが行われる。ゲームは1:30 pmから始まるので、殆どのアメリカ人はテレビに釘付けになるだろう。僕? 僕は何処か誰もいないラインナップでサーフィンしているだろう。毎年スーパーボールの日は、ゲーム開始と共に海に入る計画を立てている。10年間もうそうして居るけれど、本当に混んでいないよ。。。。波は? 真っ暗で何にも見えない。波がパウンディングしている音が僕の窓から聞こえる。ノースショアは寒いので、暖かい方のウエットスーツを着て僕のオフィスに飛び込むよ。多分4−6フットぐらいで、エピックパイプ/バックドアー/オフザオールだろう。see you there。。。

パイプラインは世界で最もヘビーで危険な波が立つ場所の一つだ。昨日はそんな日だった。メイク出来るか壊されるかどちらかだ。其処でサーフする人は皆何か自分なりの理由を持ってサーフしている。僕にとっては、バックドアーの波を待ち受けている。パイプがヒュージだと、バックドアーで10フットのモンスターバレルが幾つかやって来る。今朝僕は朝の間中そこに座って、ただ待って、待って、待った。もし来ればグッドだ。もし来なければまた出て行って待つだけだ。時々二番目のリーフウエイブまた波にクリーンアップされる。僕はあまり忍耐強くないけれど、バックドアーに来た時は、ものすごく忍耐強くなれる。なぜならこの大きなライトハンダーバレルをゲットする時の気持ちに勝ものは世界を探してもないからだ!!!

テレビのディスカバリーチャンネルで”World Most Dangerous Jobs”と言う番組がある。そこでは危険な仕事を持つ人たちを紹介すけれど、僕にとってはウォーターフォトグラファーが世界で一番危険な仕事だと思う。yeah、誰がインパクトゾーンにいて、サーフボードに当てられるか、リーフに打ち付けられたい。世界的に有名なフォトグラファーが良く怪我をする。そして命さえ落とす。僕はサーファーなので一年を通して沢山のフォトグラファーと一緒に仕事をする。彼らは誰も其処に居たくないインパクトゾーンで命をかけて仕事をする。そして僕も写真を撮る様になって、彼ら一人一人をもっと尊敬するようになった。彼らは人々を有名にするために命をかけている。good job guys!!!
ところで、この写真は先週kenji saharaがoff the wallセットで6フットダイブしているところ。go kenji!!!

18年前tongaに行った。水中で撮れる使い捨てカメラを持っていた。僕はマスクを付けて水の中の写真を撮ろうとした。何も良く撮れなかったけれど、そのイメージが僕の頭の中にそれ以来残った。リップから見る海の世界はとても魅力的だった。僕がマスクを付けて、海に潜るのはこれが一番の理由だ。個人的には海の世界は僕たちの世界より美しいと思う。。。。
ところで、昨日パイプビッグデーの写真を何枚か撮ったよ。今晩ダウンロードして掲載出来るエネルギーが残っている事を祈るよ。。。

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide