Surfers Memorial Paddle Out

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今までの40年間、毎朝ボウルズでサーフィンしてるヤツがいた。ビッグな波も、スモールウェーブも、タイニーウェーブも、フラットな日も。パーキングロットに車を停めると毎朝、彼は車の側に立ち、”グッドモーニング”と言ってくれた。そして、どんな波か、誰が入ってるか教えてくれたんだ。ロビーっていう名前の、本当にナイスなヤツ。だけど、彼は先週、脳動脈瘤のため、亡くなった。ボウルズにいたと思ったのに、今は天国。早すぎる。
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昨日、ボウルズでロビーのためのメモリアルパドルアウトがあると聞いた。ボートが泊まり、ボーイズたちがブイを越えてパドルアウトしていくのが見えた。僕は仕事だったけど、ユミさんに、サーファーのお別れのセレモニーを体験したいかどうか聞いた。幸い、彼女は”yes”と答えた。
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みんなで花を持ち、ボートにいるロビーの家族が海に遺灰をまいた。そこは、彼がずっといたい場所。悲しい瞬間だけど、同時に喜びもある。
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ビューティフルで、パワフル、そして心あたたまるものだった。bye bye Robbie, thank you for being such a kind gentleman.
ラインナップやパーキングロットにキミがいないのが寂しいよ。それと、僕らのすぐ目の前でドルフィンにジャンプさせてくれたのはキミだよね。魔法のような瞬間だった。
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僕はサーフィンだけじゃなく、ハワイアンカルチャーも教えてあげたい。昨日、ユミさんは言葉を失っていたけど、ハワイアンカルチャーとして何百年前から続いてきた風習だ。サーファーたちには自分たちのやり方がある。僕にも、その時がきたら、同じようにやってほしい。火葬してアウトサイドへパドルし、海へ遺灰をまいてもらう。そこは、大好きで大切な、そしてその後もずっと僕がいる海。
そして海から上がってから、1人で考えてた。“ロビーは健康な人だった。先週会ったばかりなのに、もういない。人生は短い。いつ終わる日がくるかなんて分からない。でも僕らができることは、今をエンジョイすること。色んな人に優しくして、みんなを愛すること。チャレンジしたり、探検すること。そして今の自分であることをハッピーだと思うこと。僕について言えば、今はグッドな場所にいる。毎日を精一杯生きるだけ。他の人がどう思うかなんて気にしないし、どんなことも気にならない。この日が最後かもしれないと思って一日一日を生きていこうと思う。そして死ぬときがきたら、僕のドリームライフに関わってくれた全員にありがとうって言いたい。i love you all.”

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide