サムライってどういう人?僕が思うには、強くて、賢く、誇りがあり、信頼できて、何事にも正直な人。僕は昔からずっとサムライに夢中で、映画ラストサムライが公開されたとき、サムライは今もまだいると話してた。いまでも存在すると信じる人もいれば、そうじゃない人もいる。僕は何らかの形で、今も存在するんだと信じてる。例えば、グランパのオオサキはサムライだった。彼のバリュー、モラル、信頼、リスペクト、強さ、名声に関しては本が書けるほど。グランパはポニーテールもしてないし、刀も持っていないけど、存在感は十分だった。
なぜ、いまサムライについて書いているかというと、ハワイの友達が、僕が夢を見てる、サムライはいないと言うからだ。だから、彼らは間違えてると証明しよう。いつか、アメリカンガールからゲイシャガールに乗りかえちゃうかもよ。笑
3/11以降、僕らは東北へ7回行った。たくさんの友達ができ、色々経験して思い出もいっぱいできた。昨夜、その時のことを思い出そうと、写真を見返していた。悲しくて涙が出たけど、嬉し涙も出た。寒い中、テントや車の中で寝た夜、壊滅した真っ暗闇の中で寝た夜を思い出した。その時から、人生の見方が変化したんだ。僕らはお互いが必要で、そのおかげで全てを乗り切ることができた。
こういう写真を見ると笑顔になれる。ネギを手にして嬉しそう。こんな笑顔のために僕らは続けてきたんだ。
初めて3台のバンから物資を配った時は、みんな、また戻らなきゃと思ってた。
そして、特にキッズのスマイルはプライスレス。
ハワイの小学生から、牡鹿半島のキッズへ。ホクラニ小学校の4年生の手紙を手渡した。津波が道のすぐ近くを通過した小学校にいた4年生たちへ。キッズのほとんどが、アロハを感じたのは初めてだったはず。
サムライの話に戻ろう。
僕はサムライの存在を心から信じてる。僕が出会った何人かしかいないサムライの1人が、キムラさん。素晴らしい人に出会ったときの感情は言い表せない。
ジャパニーズの戦を映画で見たことはあるけど、キムラさんが稽古してるのは別格だった。畏敬の念を抱いた!ジャパニーズカルチャーを目の当たりにしたら、全身に鳥肌がたった。決して忘れない。
東北の友達へ。あとほんの少しで、やっと会えそうです!