What is a Surf Caddy?

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誰かがグッドな質問をしたよ。サーフキャディーって、なに?って。サーフキャディは、コンペティターと一緒にパドルアウトして、万が一コンペティターがボードを折ったり、リーシュを切ったりしたときのためにスペアサーフボードを持ってチャンネルで待ってる人のこと。世界のコンテストのほとんどが、サーフキャディを認めていない。実際、サーフキャディを認めているのは、サンセットビーチでのコンテストだけだと思う。なぜって?それは、サンセットビーチでボードを折ったりリーシュが切れる確率がすごく高いから。それに、ビーチに泳いで戻るのにも30分かかるから、ヒートの時間制限内ではムリだからだ。そして、サーフキャディになるには、ルールがある。もし他のコンペティターサーファーのインターフェアをしたら、サポートしているサーファーは失格になる。それに、もしキャディがレスキューのアシストが必要になった場合にもサーファーは失格。言い換えると、キャディは海を泳ぎきらなければならない。レスキューされるようなら、サポートするサーファーは負けだ。
サンセットビーチは、世界一ヘビーな海だと思う。昨日はマックス15フィート、フェイスは30フィートだった。キャディーには、2本のサーフボードでパドルアウトするか、フィンをつけて泳ぐことが条件。昨日はカレントがかなりリップしてて、サーフボードを取り戻すのすらハードだった。
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僕はジョシュアのキャディーをした。フィンを着けて泳いでアウトにでる選択をした。もしジョシュがボードを折ったら、僕のを渡して、泳いで海から上がる。シンプルだと思わない?でもイージーじゃない。僕は最大サイズのサンセットビーチで何度もサーフィンしたことがあるから、カレントがどんなものか分かってる。昨日はおそらく、今まで経験した中で一番ストロングだった。荒れ狂う川の流れに逆らってパドルしてるようだった。ジョシュに何かがあったときのために、ポジションをキープするためにずっとパドルしていた。彼をずっと見ていて、他の物は目に入らなかった。そして、15フィートの山のように見える海に挑戦するのは、すごくハードだった。これは、パドルアウトしているセス、ジョシュア、そして僕。姉貴がビーチからこの写真を撮ってくれた。超クールでしょ。
トランクスにフィンを押し込んでるのが見えると思うけど、幸い、使わずに済んだ。
Screen shot 2013-11-30 at 10.25.45 AM
そして、波が15フィートになったとき、チャンネルの波が頭上でクローズアウトする。もうチャンネルにいるから、逃げられないよ!笑
何度かつかまって、一回はボードを捨ててアワビを採りに潜ったよ。笑  僕がジャンプして、潜ってるときのボードが見えるかな。
このとき50分間ずっとパドルしたから、最高のエクササイズで、最高の経験だった。甥っ子のために、偉大なイベントでキャディを務め、海に入れたことにすごくストークした。
昔、僕がキャディーを務めたのは、彼らの父、トニー・モニーツがトリプルクラウンに出るとき、1980年代後半のこと。考えてみれば、最高にクールなファミリーサーフヒストリーだ。
昨日同じヒートに、ブラジル人のキャディーがパドルアウトしてたけど、ジェットスキーでレスキューされなければいけなくなってた。昨日の海は普通の人向けじゃなかったけど、こんな若さの甥っ子が海で心地良さそうにしてるのがすごく嬉しかった。さらに自信がついたはず!

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide