Christopher Cross Sailing

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ノースショアでは、毎日何本ものサーフボードが折れてる。1シーズンあたり、少なくとも1000本は折れてるはず。ここにあるのは、そのうちのほんの数本。
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こないだハーバーへ行ったら、おじいさんが来て、”名前はなんていうんだい?”って聞いて来た。”カービーです”と言ったら、”カービー・フクナガ?”。イエスと言ったら、”僕はキミが7年生のときの木工クラスの先生だよ”だって。OMG。そのとき、まだ13歳だったけど、いまも覚えててくれたんだ!スゴいね。その後、一瞬でいろんなことがフラッシュバックしてきた。木工クラスでは一番前に座ってた記憶がある(後ろのほうで授業をちゃんと聞いていなかったから1番前に座らされてた)。Mr.タカバヤシはクラスの先生で、いつも古いスピーカーでBGMを流してた。毎朝、クラスに入ると、クリストファー・クロスの”Sailing”が流れてたんだ。あの頃、その歌がどんな意味なのか分からなかったけど、ここ何年かで何度も何度も聞いていたら、なぜかハッピーな気分になれた。ボートトリップに出るようになってからは、いつもiPodで”Sailing”をかけてる。聞くとハッピーで、フリーな気分になれるし、あの歌を聴いてた木工クラスの日々を思い出させてくれる。いまはMr. タカバヤシはリタイアして、ボートを所有する夢を実現してる。ぜったいに今でも1970年代の素晴らしい歌を聴いてるよ。
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それから、こないだのアウターアイランドトリップでも、頭の中ではSailingが流れてた。クジラの赤ちゃんがジャンプしてる中、太陽が昇ってくるのを見てたときにね。最高にアメージングだった!
僕のお気に入りソングの1曲を聴いてみてね。きっとみんなも笑顔に、ハッピーに、そしてフリーになれるはず!
“JUST A DREAM AND THE WIND WILL CARRY ME, AND SOON I WILL BE FREE!”
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=UQeqmNbA2Hs[/youtube]

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide