ハロウィンの夜、ワイキキで大ゲンカがあったっていう噂を聞いた人、いる?みんな動けなくなって、ポリスが人ごみにペッパースプレーをまいたって聞いた?それはウワサじゃないよ。現実に起きたことで、僕はその渦中にいた。
カラカウアアベニューを歩いてたとき、この写真を撮った。友達のボビー、デイビッド、ホクたちと一緒にダイアモンドヘッドに向かって歩いてた。超混んでたよ。昔インターナショナルマーケットプレイスだったところに近づいてた。工事中だったから、サイドウォークの半分がブロックされてた。他の通りはポリスが立っていたから、みんなストリートを歩きたがらなかった。それが、超バッドシチュエーションだった。狭いサイドウォークに近づいたとき、何千人もの人たちがそこを通り抜けようとして、突然ストップしたんだ。
かなり狭い脇道を、両側から何百人って人たちが進もうとしていたんだから。みんな押したりしていて、”omg.やばいな。何か起きたら、マズいことになりそう”と思ってた。東京のラッシュアワーの地下鉄みたいな感じ。汗だくで、動くことすらできなかった。両手はモンキーのフェイスマスクを持ったまま動かせなかった。後ろから押された感じがしたし、うるさかった。大ゲンカが起きてた!!! パンチしたり、殴ったり、押し倒したり、僕みたいに閉じこめられた人もいた。そしたら、空気にスプレーみたいのが見えた。”OMG, ポリスがペッパースプレーをまいた!!!” みんな涙を流し、叫び、パニックになった。僕はかがんで、タコのように人ごみから抜け出した。ゲートを登ってカラカウアに降り、無事にストリートへ走り逃げた。立ち止まって、パニックとカオスを見たら、ど真ん中には女性やキッズがいたから、酷い状況だった。そのあと、友達のみんなとはぐれてしまった。どこにも見当たらないから、ハーレーに戻り、エンジンをかけて、マスクをつけたまま乗った。
来年のハロウィンには参加しないと思う。だって危険すぎるから。誰も命を落とさなかったのが不思議なほど。神様に感謝。でもさ、ウワサは本当。これがリアルストーリー。
そして、あんな無実の人たちの人だかりでペッパースプレーをまいたポリスはかなりムカつく。あの夜から, いまでも目が痛い。
shame on you guys.