今回日本にあるヒュージなストームが、僕らが北海道にいるあいだ、ずっと雪を降らせている。そして、ヒュージな波を起こし、ちょうど今、それがノースショアに向かっている。明日の夜には25フィートになるはずだから、どうか気をつけて。
世界中に友達がいて嬉しい。今回のトリップは、必要な物はわずかだけのバックパックトリップで始まった。何も持ってこなかったけれど、今はすべて揃ってる。こちらは、オサムさんが僕のデカイ足にスノボシューズをフィッティングしてるところ。そして、戸倉さんがスノボウェアを着せてくれて、今はもう完全装備。
バックパッカーがニセコまで旅をして、ベスト中のベストギアを全部セットアップしてもらえるなんて信じがたい。この世界には最高の友達の輪がある。i love it!
昨夜、ライトの中でのスノーボードはアメージングだった。山の上はスーパーコールドだったけど、降りて来たらスーパー温かかった。血行が良くなり、アドレナリンがずっと出っぱなしだった。
早起きして、スノーボーダーズの夢をかなえた。powder of the powder. 戸倉さんが山をカーヴィングしていく。実は、戸倉さんは、僕に23年前、スノーボードを教えてくれた人だ。
福岡Ripsから来たケンジロウさん。初めて彼に会ったのは、8年前、インドネシアのど真ん中でのボートの上。いま、僕らはここ北海道でスノーボードをしてる。最高のサーファーサークル。
前に言ったように、僕はスノーボーダーたちが夢に見るようなベストなエクイップメントを身につけてる。そのおかげで、山をカーヴィングするのはスーパーイージー。かなり久しぶりのスノーボードだけど、すべてがあっという間に取り戻せた。世界一ビッグで、グラッシーな波でサーフィンしてるような気分だった。山のトップから誰も滑っていないスロープを滑り降りるのはアメージング。ワイメアベイでテイクオフするみたい!一緒にいたみんなほど上手くないけど、もし彼らが行くなら、僕もゴー。戸倉さんはいつも僕に”go slowly”っていってくれた。でも僕は、どうゆっくり滑ればいいか分からない。フルスピードが僕の人生。そしてフルスピードこそが僕がベストを尽くしたいと思うこと。
東京までは超長い道のりだ。きっちり715分。電車や電車で12時間。フリーパスがあるから電車に乗りたいと思う自分もいるけど、1.5時間で飛行機に乗って帰りたいと思う自分もいる。ウォレットは、電車と言ってる。でも、筋肉痛の身体は、飛行機だと言ってる。難しい決断だ。実は、そこまで難しくないか。haha.