Future Lifesavers

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8回前のウィンターシーズン、僕は甥っ子と姪とハングアウトと撮影しにノースショアへ行った。
最高にビューティフルな日だった。波は3’でかなり魅力的。セスと他のキッズもパラダイスでのありふれた一日を過ごしてた。
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キッズがエンジョイするにはパーフェクトで小さなチューブになるサンドバー。水中で撮影して、そのあと、ランドで撮影した。
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そしたら、ツーリストたちが、海岸ぎりぎりのビーチを歩いてくるのが見えた。ここはログキャビンズだから、ライフガードはいない。
僕はウォーターエッジがどんどん近づいてきてるのを見てた。そして、なんかイヤな出来事が起こりそうっていう気分だった。why? だっていつも見ているから。
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案の定、そのうち2人は足を波にさらわれ、カレントで海へ流された。彼らは叫んで助けをもとめ、必死で生き延びようとしてた。セス、ジョシュ・カー、トッド・ミツイが助けにいった。僕らはいつも、ハワイのキッズには、手ぶらでは決して溺れているひとのことを助けてはいけないと教えてる。もし溺れている人をつかんだら、自分もつかまれ、離してもらえないからだ。命がけのときは、自然なこと。だから、僕らが教えたとおりに、セスが彼らにサーフボードを投げてあげたのを見たとき、嬉しかった。
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2人の男に、ボードを渡してヘルプした。
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ビーチに戻らせてあげるベストな方法は、波が岸まで連れて行ってくれるように、波に押してあげること。
僕らサーファーにとってはこういうのを見てるのは面白い。だって、普通の人ならビビるし、殺されちゃうって思うはずだから。haha.
ケリアがツーリストが波に巻かれそうになってるのを見て、笑ってるのをみてよ。haha.
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一人がやっとビーチにたどり着いて、へたり込んだ。ツーリストはパラダイスで死んじゃうんじゃないかって思ってたはず。
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セスがこんな年齢なのにリラックスしてスマートだったことをすごく誇りに思う。ツーリストがトラブルにあったとき、すぐにセスはためらいもなく、一直線に助けに行った。海で時間を過ごせば過ごすほど、彼はたくさんの命を救ってあげられるだろう。
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ツーリストたちがビューティフルなビーチを歩いて車へ戻って行った。この日、キッズがサーフィンしていたことが、どれほどラッキーだったかは分かっていない。もし誰もいなかったら、2人は絶対に命を落としていた。
ハワイの海では、気をつけてください。魅力的でも、状況はすぐに変化する。こういう状況は、いつも起きている。

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide