SWB or Shallow Water Blackout…

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先日Hawaii Skin Diver マガジンを読んでいてこの興味ある記事があった。このSheri Daye というフリーダーバーが書いたフリーダイビングの危険性の記事。シャローウォーターブラックアウトはハワイも含む世界で多くのダイバー達の命を奪っている。これについてはあまり多く語られていないがこの記事を読んでもっと僕らは注意すべきと思う。シャローウォーターブラックアウトはいつでも起きる。何度か症状を感じた事があるが失神せずラッキーだった。水中で目が覚めた事ある?僕はラッキーだ。目が覚めなかったり助けられなかったダイバー達は死んでしまう。安全なダイビングのクラスやコースがあるのでチャンスがあったら僕も行ってみる。ダイバーの命を救う手助けになるだろうし、自分の命を守る手助けにもなる。。。

もし仲間が危なくなってきたのに気がつけば回復のチャンスは大きい。もし遅ければ仲間の家族にどう悪いニュースを伝えるかを考えないといけない。。。

これを注意。水中失神は通常ダイバーが長く潜って息をしに上がってくる時に起きる。最後の10’で失神するか、水面に出てから30秒以内に失神するかだ。もし仲間がこんな風になり深い海に沈んで行くならやばい。。。
ティモアでこのシャローウォーターブラックアウトについて僕らは話をしていた。ケコアが2度失神し、ラッキーな事に仲間が助けてくれたそうだ。そして彼は仲間にもし深すぎて届かない場合はフィンをめがけて撃ってくれと言ったそうだ。これは良いアイディアだ。でも僕は友達みんなにもし僕が失神して沈んで行くのを見たら左足を撃ってくれと言った。僕のフィンはゆるいからきっと撃っても脱げてしまうから。左足より右足の方が大事だから左足を撃って欲しい。まだダイビングもしたいしオフザリップもしたいから。。。
ダイビングは危険で最近どれだけ深く潜るかを考えたらお互いを見守るのは大事だ。この記事を読んでもっと回りに気を使うに違いない。。。Sheri Daye と Hawaii Skin Diver マガジン、素晴らしい記事だったよ。この記事ですでに多くの命を救うだろうな。。。。

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide