Facing Death….

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こんばんは。暗くて寒い朝に目が覚め2時間後天気で暖かくなった。健司からサーフィンに行こうと電話があって僕は乗った。辻堂に行って波は良かった。胸でパーフェクト。僕はうれしかった。。。サーフィンが一番。自分をリフレッシュするには一番だ。水は汚くてみそ汁みたいだったけどまあいい。みそ汁の水でも気持ちいい。。。ahhhh, surfing rules!!!! can’t wait till tomorrow….

夕べ寝る前にある事を考えてた。四国で僕のグッドフレンド、マッチをインタビューした。質問の1つに5年前のノースでのケガについて聞いた。気軽な感じで聞いたけど夕べビデオを見たら彼の言った事が僕の心を打った。5年前僕にある電話があった。カフク病院の医者からで僕の友達の状態が悪いと言う。医者にそれが誰なのか聞くと中山徳彦だと言うので僕の心は沈んだ。その日の朝一緒にマッチとサーフしてたばかりだ。マッチはオフザウォールに午後写真をゲットしに行った。乗らなきゃよかった波に乗ってしまい背中を直にリーフに打ってしまった。医者は電話でマッチが脊髄損傷していると言う。そしてそれも深刻だと。軍のヘリコプターでタウンにあるクイーンズ病院まで運ばれた。僕は救急の外でヘリコプターが来るのを待っていた。暗くなってきていて音が聞こえてきた。山の後ろからヘリコプターが来て僕は事の重大さを実感した。ヘリコプターが僕の近くに着き僕の心臓はバクバクいってた。現実に思えなかった。まるで映画か何かのようだった。マッチがヘリコプターから救急に急いで連れて行かれ僕は入ってはいけなかったけど入った。マッチを初めて見てh my gosh, すごい痛そうだった。顔からわかった。医者に彼は大丈夫か聞いたら医者は何も言わない。これは良くない。マッチに僕は大丈夫だと言い続けた。でも本当は僕も怖かった。彼が歩けなくなるのではと思った。そして彼も同じだったと思う。医者は痛み止めを打ってレントゲンを撮った。結果を待つのはまるで数時間、数日に感じた。でも結果はマッチはラッキーガイだった。ヒビが入っていたけど大丈夫になるって。リハビリに時間はかかったものの元に戻った。この日はずっと前だけど昨日のように思い出す。だからインタビューの質問に戻るけど、マッチは若い時は死を考えなかったと言ってた。そして今はもっと考えるようになりベターな決断ができるようになったと言う。それは本当に事実だ。だから夕べ僕は寝ようとしたけど死に直面した事を考えてた。数えられない。僕が若かった頃は死んでもいいと思ったのでいろんなクレイジーな事に自分を突っ込んできた。考えてなかったんだね。でも3年前バックドアで気を失った時やメキシコで2年前に溺れそうになった時考えた。生きてて本当に幸運だと。家族や友達と一緒に人生エンジョイできて幸せだと。10年前よりも100倍人生に感謝してる。僕らのやってるスポーツは生死とは紙一重だ。世界のベストサーファーにも起きてるんだから誰にでも起こりえる事だ。だから若いサーファー達は気をつけていい決断をするように。そして若くないサーファー達はマッチと僕と同じ気持ちだろうから何も僕は言う事ない。みんな安全にサーフしよう。波1本なんて死ぬ価値もない。いつも明日には他の波があるんだから。。。
マッチのインタビューは近日。。。

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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