A Day in the Office…

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こんばんは。今日はある事を考えていた。僕が日本に住んだ最初の2年。当時インターネットも携帯も無かった。だから波をチェックするには自分でドライブして行く事だけ。毎朝6時半に起きて30分ドライブして一番近い海、鵠沼に行った。そこを見てから河口へドライブ、時には40分で行けたり2時間かかったりだ。渋滞次第。でもそれを毎日2年していた。だからフラットの日なんかはドライブして回って結局サーフせずに午後1時頃家に帰ったりしていた。最悪だ。そして誰もいないパーフェクトウェーブをスコアしたいい日もあった。花水、馬入、そして他のシークレット河口で自分一人きりで。今はいい波情報サイトなんかがあってみんな携帯持ってるのでもう昔とは違う。昔の方が良かったかって?それか最近のハイテク?僕は昔の方が好きだ。ビーチに着くまで波がどうだかわからないわくわくした気分。最近は家を出る前にわかってしまう。最近のサーファーは甘やかされてる。それかラッキー過ぎ。そして僕が昔日本で毎朝味わってた気分を知らないのはちょっとかわいそうな気もする。雨、晴天、雪関係なくチェックに行く。そして自分一人で良い波をスコアできたらそれだけで十分だ。

メールの受信箱の中の古いメールを整理していた。そしてこのgordinhoが送ってくれたものに目が止まった。これはこの冬だったけどまるで何年も前のようだ。日本にいるとハワイに戻ってバレルに入り吐き出されたくなる。ビッグウェーブのサーフィンが恋しい。。。あ〜。。。

これが僕のオフィス。世界で一番ベストなオフィス。バックドア。。。この波はよく覚えてる。このバレルに写真の為に入った。ハウジングに顔を打ちそうになって僕の板は折れた。あまりいい日ではない。でも文句言えない。フォトグラファー7人?クレイジー。。。

そしてこいつのオフィス。これはいたくないオフィスだ。この会社ちゃんとした生命保険があるといいけどね。。。

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide