Keep on Surfing….

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僕は、Yasuさんが日本から会いに来ていた時、駐車場にいて、どこでTシャツを買えるのか聞いていたんだ。その時はYasuさんのことは知らなかったけど、僕は今、地震と津波の被害者たちをサポートすることができて、Yasuさんに感謝している。僕らはひとつなんだ!
** 日本のサーファーたちに言っておきたい。日本政府やJPSAが海に入らないで、と言っていると聞いた。だけど僕はどうなのか迷っている。第一に、地震の後に海に入ることは津波の危険性がある。次に、何か起きたら、重要な医療機関は他のどこかに行ってしまう。そして最後に、もし君がサーフィンをしていたとしたら、たくさんの日本人が君だのことをバカだと思うだろう。僕のことも。だけど僕はサーフィンがしたい。何故かって?それが僕の人生だから。自分勝手かもしれないけれど、それは正直な気持ち。僕は、海がなくてはサーファーで居続けることは難しいって知ってる。それは猿が林の無いところで生きていけないのと同じことなんだ。でも、何ができるだろうか? じゃあ、日本の政府やJPSAが協力して、また海を解放する日がくればいいのだろうか?  Surf Revival Dayって呼べばいいのか? そんなものは、日本の何千人ものサーファーたちに期待を持たせてしまう。そして彼らは、浮かない顔をしていつもどおりの日常に戻るんだ。心と身体をリフレッシュしたいと思いながら。なにか起こったら、それがどこなのか、僕に教えて欲しい。僕は困難な事にもトライするつもりなんだ。僕はずっと”Keep on surfing”って何回も言ってきたけど、それは真実なんだ。KEEP ON SURFING!

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide