Information for Surfers in Japanese

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☆東電原発事故による福島第一原発からの放射能汚染について☆現在、日本政府は第一原発から半径20キロ内の住民に避難を指示している。IAEAの避難基準を上回る放射性物質を北西へ約40キロ離れた福島県飯館村で検出されました。風は西風が多いので、反対側の飯館村で汚染が進んでいるということは、海側にかなりの放射能が流れていることが予測されます。シミレーションやモニタリングの状況、いろいろな地域での陸や海、食品などの汚染状況を注意しておく必要があるでしょう。○IAEA 英語サイト http://www.iaea.org/○IAEAの避難基準上回る放射性物質、福島の飯館村でhttp://www.cnn.co.jp/world/30002310.html放射能のモニタリングは、以下のサイトが参考になります。ドイツ気象庁 http://www.dwd.de/福島第一原発からの放射能放出の予測http://bit.ly/fTiCeCノルウェーサイトhttp://www.zamg.ac.at/aktuell/全国の放射能濃度一覧http://atmc.jp/また日本ではSPEEDIという放射能を予測するソフトがあります。http://www.bousai.ne.jp/vis/torikumi/index0301.html3月23日にようやく公開されました。http://www.nsc.go.jp/info/110323_top_siryo.pdf放射能汚染のモニタリングをリアルタイムで公表して、実際の計測の結果から危険地域をもっと細かくレベルわけするなどして避難地域の見直しなど、国民の安全のために政府はもっと迅速に動くだと考えます。今回の事故による放射能はすでに欧米にも届いているようです。放射能は微量でもガンなどになるリスクが高まるという説もあります。汚染は風や雨により局所的に高くなることがあると予測されます。避難区域以外に住んでいても、雨風などにはご注意してください。 今、サーフィンをするかどうか悩んでいる皆様へ◆まずは、今一度、自分自身に問いかけてみてください。 ・本当にサーフィン、海が好きだったら、今自分のするべき行動をしっかりと考えてみる。  ・自己責任と言っても、自分の行動は他人に影響があるということを考える。 ・自分はサーフィンしても、他人には無理にすすめない。 ◆その上で波乗りがしたいという結論であれば、 下記のことを注意事項とし、海へ入る時の判断の役に立ててください。※これは海へ入ることを推奨するものでも否定するものでもありません。  ・地震と津波の被害について考える。 ・地震が続いてる場所では海に入らない。 ・被災地では落ち着くまでサーフィンをしない。被災地の状況を考える。 ・放射能について考える。 ・モニタリングの放射線の値が大きいところには近寄らない。近くにいても長時間いない。 ・モニタリングの結果はあくまで外部被爆。内部被爆についても知識を持つ。 ・内部被曝は時間がかかってから身体にあらわれる。自分でリスクマネジメントする。 ・全ての汚染は放射能にかぎらず、海に繋がっていると考える。 ・情報について考える 。 ・放射能の影響は専門家でも意見がわかれるということを認識する。 ・信頼できる情報を入手する。 ・公的機関での放射能調査の結果が出て公表さ= れるのを待つ。 ・公的機関の値も絶対ではないので、身体を守るため、値は厳しく見るようにする。 ・調査の結果はリアルタイムではないので、絶対に安全はありえないと認識する。 ・自分の体に聞いてみる。 ・雨が降ったあとは、陸からいろんなものが流れてくるので、できるだけ海に入ることを控える。 ・体調が悪いと感じるときは、海に入らない。 ・海に入って、何か変だと思ったらすぐに上がる。

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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