Plan

210

9時間の長いフライトで、僕は席につくとすぐに寝てしまった。大阪に到着するちょっと前に目が覚めた。心も目も、もう少し休みが必要だった。到着して、ナオヒロと読売新聞の毎日新聞のインタビューを受けた。アツコさんが温かいすき焼きを用意してくれて、その後お風呂に飛び込んだ。今は部屋で震えてるよ。yeah, 日本は寒いね。僕は湘南への10時間のドライブに出発する前に、3時間の睡眠をとった。そこで僕らは他の4人とバン1台、トラック1台と合流する。ルートはまだ分からないけれど、茨城、福島、仙台、最後に岩手を目指す予定。メールを開いた。世界中のみんなからのサポートに、圧倒させられたよ。本当にありがとう。返事は、ごめん。しばらく時間がかかるよ。僕は今、ミッションに集中したいんだ。2日前、Tシャツを納品しながら、パソコンの前に座って放射能について勉強してた。たくさん学んだよ。現時点では、和歌山には放射能はないんだ。この旅では、福島の南相馬市に主にフォーカスする予定。そこは原子力発電所から25-30kmの地域。僕はyoutubeで市長が助けを求めているのを見てからずっと、行って支援しなきゃと思ってる。そう、放射能レベルは高い。でも僕らはが行かなかったら誰が行くだろう? アメリカ政府が80kmを屋内退避区域に指定してるのはいいけど、この2日の勉強で、たぶんそれはアメリカが安全性をキープするためと思った。寝た方がいいかな。ナオヒロがモバイルWiFiを持っているから、僕は出来事を見たままポストできると思う。日本に来て感じるのは、今まで来た時とは100倍以上も違うものだ。それは、目をみて、声を聞けば理解出来る。先が見えない雰囲気があるよ…good night…** ハワイにいる家族と友達に言いたい。hey, 一生離れるつもりじゃないから、この世の終わりみたいなメールは送らないでね。嬉しいけど、僕は心配させたくないんだ。僕は元気だし、ただやりたい事をしているんだ。ハワイに戻ったら会おうね…

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide