Over the Rainbow…

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昨日写したこの写真を送ってくれたハワイのJamesに感謝したい。これを開いた時、僕はマイホームを見られて嬉しかった。家の近くの丘を運転していると、いつもこんな虹が見えるんだ。だけど、これはいつもとは違う。僕は今、あの丘を運転していないから。僕はあんないつもの運転にももっと感謝しなければいけないよね。そう、今日がその日だ。僕らのバンはフルーツショップみたいな匂いがするけど、文句は言わないよ。バナナとイチゴにはさまれて寝たことある? 僕はこれから。気温がまた2度位しかないから、きっと僕は凍えてしまう。たぶん、それが一番最悪だと思う。
このミッションのために、果物を送ってくれたみんなと、和歌山のもう一つのトラックに別な食べ物を送ってくれたみんなに、お礼を言いたい。店まで遠くからフルーツを届けに来てくれた人、寄付金を店に届けてくれた人にも感謝している。日本のみんながどれだけ優しくて親切なのか、信じらないほどだよ。僕は、ハワイからここに来れて誇りに思うと同時に、日本人であることを誇りに思う。
僕らは明日の朝、南相馬市に向かう。そしてついに市長の桜井さんに会うんだ。9時に市役所へ行き、みんなからの支援金を手渡ししてくる。僕は、町を守ろうと行動を起こした彼に会えることに興奮している。彼は僕のヒーローだ。そしてそこから、南相馬市のすみずみに、フルーツを届けにいく。そう、南相馬市は避難区域の町だから、先週より住民は少ないだろう。市長が指揮を取り続けていることに尊敬するよ。僕は先週とは全く別なグループと一緒にそこへ行くけれど、高レベルの放射能がある場所に行くことには、かなりナーバスになると思う。
その後、さらに物資を積んで仙台を目指し北上する予定だ。そして岩手に向かい、水曜日に魚と野菜を積んだトラックと合流する。僕は、新鮮でヘルシーな食べ物を運ぶのはグッドアイディアだというメールをたくさん受け取った。僕も、被災地の人たちをハッピーに出来ると思っているし、それは前に進む栄養素になると思っている。僕はこの旅にワクワクしている。なぜなら、望んでいることが分かるし、もっと助けになるためにすべき事が分かっているからだ。前回はテストのための勉強みたいなもので、今回はテストだ。前回ショックを受けたけど、今回はそうならないだろう。僕らはもっと長く運転し、もっとたくさん支援する。そして、もっと寒い中で寝る。待って、それは分からないね。
** どうか僕らに危険だと認識させないで。僕らはみんな理解してるんだ。ただWE ARE ONE mission 2がうまくいくように祈って欲しい。僕はどこに行くにもモバイルのインターネット接続と携帯電話を持って行く。もし大きな地震が起きたら、大きな地震が起きた時と言うべきだね、情報をメールで送って欲しい。他のみんなの携帯は地震の時、警報音が鳴るけど、僕のは鳴らないから。あと、マノアの親友Stevenへ、君はこの旅に必要になると思うよ。福島の原発のレベル7は怖いけれど、何か悪い事が起きたら教えて。そう、明日は原発からさほど遠くない場所にいる。おそらく18km圏?
みんなの支援に、もう一度感謝する。バンにフルーツの箱を積めたから、いいスタートだ。全てが入り切ると思ってなかったから。mahalo from japan!

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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