Hard Reef in Okinawa

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僕はいつもこの写真を見返してどんなにラッキーだったか嬉しくなる。リーフに頭を打ったとき、トラックが僕の頭に乗ったのかと思うくらいだったし、ショルダーも怖かった。体はショックでこわばり、もしその日、海で一人だったら事態は全く別なことになっていたはずだ。Toshiさんが僕をジェットスキーで引き上げて、高橋さんが僕を浜辺に連れて行くためにボートをフルスピードで運転してくれた。それは沖縄での恐ろしいアクシデントだったけど、僕は台風シーズンが来るのを待てなかった。

ずっと向こうに、小さなものが見えるかな。それはすごく大きな赤ちゃんクジラ。僕は泳ぎながら写真を撮ろうとカメラを通してそれを見ていた。そしたら巨大な影がカメラに入ってきて、光がなくなり、あたりが暗くなった。そして100トンくらいの母クジラが僕に向かってくるのを見た。怖かったかって? 全然。何故って? それは怖がる暇がなかったからだよ。僕は海から上がってボートに駆け上った。そう、走って…

もし水中でアメージングなものを見たかったら、いいマスクとスノーケルを手に入れた方がいいよ。僕のおすすめは、31ドルの昔ながらのKinugawaマスクと15ドルのAQAスノーケル。それはお手頃価格で耐久性もあるんだ。僕の30年間で証明されてるよ。僕は新しいモデルのマスクにトライしようとたくさんのお金を使ったけど、いつもこれに戻ってくる。これはオールドスクールで、一緒にいい仕事をしてきた僕の昔ながらの友人…

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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