Smoked Pork Rubbish Can Hawaiian Style

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ハワイにはすごくたくさんのカルチャーがあるけど、そのうちの一つがピッグハンティングだ。この大きくワイルドな雄ブタは山奥にいて、彼らを見つけるのはかなり大変なことだ。彼らを見つけに行く時は犬を連れていき、僕らがするように弓矢を持ち、ブッシュの中で我慢強く待っていなければいけない。ブタが来たら、弓矢を放つんだ。ショットする位置についたら、ターゲットまでたった1インチしかない。もしヒットすればブタを手に入れられる。でもミスしたら、ブタは走り去って深い森の中で死んでしまう。だから弓を放つ時、本当に手に入れたいか確認した方がいい。一度手に入れれば、それを持ち上げて背負い、山から運び出さなければならないんだ。そして家に持ち帰り、皮と毛を取り、美味しいブタのフィレにカットする。僕がこれを初めて体験した時、今にも吐きそうだった。今は、何百年も昔からハワイアンたちがしてきた事に僕も慣れた。これはカルチャーなんだ。そして、もしカルアピッグを食べてみたことがあれば、それは価値があることだ。

みんなそれぞれにブタの調理法を持っている。僕の友人のブランドンは彼独自の方法だ。彼は12本のビールを飲んで、ごみの空き缶を買い、それを元に戻して、ブタをその中で何時間もスモークする。

ゴミの缶から新鮮なスモークポーク。これこそがハワイアンスタイルと呼びたいけど、これは”ブランドン・スタイル”と呼ばなきゃと思う。

僕は夕食でスモークポークをお茶漬けにして食べた。次の日のランチではスモークポークのラーメン、そして夕食で何枚かそれを食べた。すごく美味しかった!ブランドン、一袋のスモークポーク、ありがとう。また山に入る時は電話して。僕も自分のブタを捕まえる準備しておくよ。

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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