100 Feet or 30 Meters Soon!

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昨日、僕に必要だった休日を取ろうと決めた。何故って?
1つ目は、愛する水中の世界に入る必要があったから。2つ目はエクササイズが必要で、それにはフリーダイビングがベストだから。最後に夕食が欲しかったから。
 
だからカイルとジェームスと僕は、大きな冷蔵庫がオープンしている島のシークレットサイドに向かった。僕らはずっと青い海の100インチちょっとの深さでダイビングした。タイガーシャークがボートをチェックしに来た以外は、全て上手くいったよ。カイルは巨大なウク、僕も大きなアヴァアヴァと色々な種類の魚を獲った。僕らは朝8時から夕方4時まで潜っていた。
 
僕は最初の何回かのダイブでは、ただ出来るだけ深く潜りたいと思っていた。深い青い水の中に沈んでいくことは、なんて最高なんだろう。深く深く潜り、ついに海底に届いた。すごくいい気分だったけど、向きをかえて戻らなくては行けないことを知った。僕は70インチ以上のダイブで、海面に上がってくるときエネルギーを感じた。前は深く潜った時はめまいがしたり、吐きそうになっていたけれど、今は違う。僕はただ、そこに居たいと感じるだけだ。それはもっともっと深くに潜れるような気分だけど、そんな風に自分を駆りたりたてなくないんだ。だってまだ死にたくないもの。僕が100インチ(30m)を楽に潜ることが出来る日は、僕が望んでいるところだ。これからも、身体と心の限界にチャレンジして、どこまで行けるか見たい。一日中フリーダイビングすれば、僕の心はリセットされ、強くなり、色んなことへの覚悟ができる。
 
カイル、僕に戻る決心をさせてくれてありがとう。そしてジェームス、海面に上がればいつもそこにいてくれて、ありがとう。あのタイガーシャークを見た後、血だらけの魚をつかんでいるのは怖かったよね。
 
**ダイビングから戻ってきて、僕は携帯をみた。19件の不在着信と、38通のメールが来てて、現実に戻ったよ。


 

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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