Just like Heaven

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僕らは1日目は車内で寝たので、2日目はキャンプが出来る安全な場所を探してドライブした。夜が近づき、みんな疲れていたけど、僕が今まで見た中で一番アメージングな場所を見つけた。そこには地震の被害の傷あとがあちこち見られたけど、僕らは前を見ていた。落ち込まずに。

その夜は、夕陽が山側へ沈むとすぐに、満月が別な方向から昇った。そして朝は、逆の事が起きた。僕らは360度周りを見渡せる山の一番上に座り、ここは、日本の中でもマジカルな場所の一つだと確信していた。The worldと言うべきかな。

良い仲間がいて、良い場所にいれば、寒さなんか問題じゃない。僕はまた凍えたけど、片方に満月があってもう片方から朝陽が昇ってくる中で目覚めることは、夢みたいだった。マツが4時半に起こしてくれたことに感謝したいよ。その朝見た景色は、永遠に僕の心に残るだろう。

数週間前と全く変わりない場所もあったけど、この場所は違った。誰かが、子供の日の鯉のぼりを掲げていたんだ。この村は、多くの命を失った。

 
車で通るのがやっとの道を運転していた時、普段どおりに生活しているおばあさん達を見つけた。食べ物やジュース、ガソリン、愛情や笑顔、そして希望を与えることがすごく価値のある出来事だった。
ミッション3が完了するので、ここでまた、関わってくれたみんなにお礼を言いたい。マツ、この素晴らしい写真を撮ってくれて、ありがとう。昨日みんなで写した写真を手に入れたらすぐ、ミッション3のメンバーを紹介するよ。もう一度、ありがとう。

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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