WE ARE ONE IN KOBOCHIHAMA

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この写真はミッション2のメンバーが、古淵浜という失われた小さな村にいるところだ。僕らがこの村を見つけたのは、近くの人たちに必要なものはないか聞き回っていた時だった。村は津波に流されてしまったけれど、高台には4-5軒の家が残されていた。そこに住む地元の人たちは、避難所に行きたがらなかった。なぜなら、行方不明の家族の帰りを待っていたからだ。彼らは電気も水道水も使えずにいたので、食べ物いっぱいを積んだトラックでそこに行った時、これこそがそこに行く理由だと感じた。僕らは食べ物や水、洋服や野菜を手渡した。世界中で一番感謝の気持ちを持ち、親切な人たち。言わなくても分かる通り、強い気持ちを持つ人たち。こんな小さな村を見つけることが、ミッションを実行する目的のひとつだ。それは、最も助けを必要とする人を支援する事なんだ。

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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