DR. KIRBY ON CALL

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何週間か前、友人がサーフボードであごを切った。小さい傷だったけど深かったので、病院へ連れて行った。僕は1針縫うくらいだと思っていたけど、医者は針を使わずにグルーガンを取り出し、傷をふさいだ。それは10分間で600ドルかかった。なんだって???? それなら自分でやった方がましだよ! 何日か後、別の友達が僕にボックスをくれた。

それはダーマボンドのボックスだった。3つのグルースティックが入っていて、一緒にいる誰かが切り傷を作ったら傷口をふさぐ準備をしてある。いや、僕は医者じゃないけど、君たちにお金を使わないようにさせたいんだ。僕はたった1,000ドルしか請求しないよ。笑
だけどこれは友達がいるドクターオンコールが使っているものと全く同じ接着剤だよ。

幸いなことに、僕はそれにお金を払う必要がなかったんだけど、一つ100ドルだと聞いた。僕は3つ持っているから、3人を治療するか、もしかしたら僕のサーフボードのへこみを修理するのに使うかもしれない。僕が良く行くインドネシアでのボートトリップでは、いつも99セントの1分で乾くクレイジーグルーを持っていく。今は、本物を手に入れた。僕のことはドクターKirbyって呼ぶか、クレイジーって呼んで。もし切り傷を作って近くに僕がいたら声をかけてね。今ちょうど車にそれを置いてあるから。

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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