A Traumatizing Experience for the Kids….

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oh my gosh!!! 今日はすごい1日だった。今日起きた事を本にできるくらいだよ。でも時間がないので短くね。

マンゴーとブタを探しに山へ行った。両方見つけた。。。シュンはハワイでマンゴーを食べた事がなかったので今日がラッキーデーだ。

セスが行きに「今日ブタ見れるかな?」と聞いてきたので「多分ね」と僕は答えた。僕らがハンティングに行く時はなかなか見つからない。それにブタは知ってる。今日はハンティングではないので出て来ると思った。そして出てきた。。。スピアがあったら獲れたよ。。。
ここからがすごい。みんなで小川を歩いていて見上げたら赤ちゃんブタが崖を歩いているのが見えた。後ろ足がすべってしまい落ちないように一生懸命もがいてたけど25’下の岩に落っこちてしまった。目の前で起きたので僕ら全員悲鳴をあげた。みんなで走り下りてブタを見に行ったが動いてなかった。絶対死んだと思った。。。

友達のデュークがブタを抱き上げ蘇生しようとした。みんなでなでたけどブタは死んでるみたいだった。。。息はしてたけど反応無しだった。。。僕らはみんなショック状態!!子供達の顔。。。僕はどうしたらいいのかわからずシュンとセスに聞いた。彼らは「抱いて山を下りて病院に連れて行こうよ」と言った。彼らは精神的ショックを受けている。僕もだ。。。

二人のボーイズは順番にブタを抱いて延々と山を下りた。ブタはあまり状態が良くなさそうだ。箱に入れて車に乗り80mphでドライブして病院へ。。。車の中がシーンとしてたのでまるで3時間くらいかかった感じがした。誰も話をしなかったしみんなの顔は悲しそうだった。僕もだ。。。

やっと病院に着いてボーイズがブタを連れて入った。僕ら大人が連れてったらきっと断られるだろう。でもブタを救おうとしているこのボーイズ二人をどう断れるだろう。医者はブタを受け入れててくれてすぐに処置を始めてくれた。週末ブタを面倒見てくれてまた連絡をくれるそうだ。つらいのはシュンと僕は明日日本に行ってしまう。。。どうする???あ〜。。。。
セスがこう言ってきた。「もし僕らが山にいなかったらどうなってたかな?ブタはきっとあそこで死んでたよね?物事が起きるのは理由があるからだよね?」僕は彼をハグしてあげたかった。。。グッドペアレンティング。。。10才でこんな考えをしてる子は聞いた事ないよ。僕なんて数年前に学んだばかりなのに。。。とにかくブタが生きてくれるかな。。。

ハイキングの最初のシュンがマンゴーを持ってる写真に戻るけど、彼のその時の顔とこの写真の顔。かわいそうに。こんなに小さい子供が体験するにはなかなかヘビーだ。僕も今までヘビーなもの見てきたけど今日起きた事はけっこうヘビーなものだ。シュンとセスはブタを病院に連れて行くという正しい決断をした。絶対あそこにブタを置き去りにはできなかっただろう。もしブタが助かればブタは二人のボーイズに救われたよ。。。

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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