Seasick Memories

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休みを取ってからしばらくたつけど、その間ずっと波が小さい。それで? ダイブしよう。昨日の朝、やらなきゃいけない事がたくさんあったんだけど、海を見たら我慢できなくなった。僕はセス、ジョシュア、カウラナの3人を連れてリーフダイビングに行った。2回目のダイブで僕は大きなムヌをスピアした。魚を手に海面に上がろうとしたら、魚を狙った10フィートもあるデカいハンマーヘッドシャークがやって来た。手放すしかなかったよ。僕らはアンカーを上げ、場所を移動した。
4回目のダイブは、みんなで海に入った。僕はリーフをチェックしに行った。何もいなかったのでボートに向かうと3人が話しているのが見えた。近づいていくと、彼らに貸したスピアガンが海の底に沈んでいってる??? 何だ??? 顔を出して何が起きた?と聞いたら、セスが “uncle, たった今おっきなハンマーヘッドシャークを見たよ!!!”と答えた。僕は“ああ、教えてくれてありがとう”と言った。でも、捕まえた魚を腰に付けていたんだけどな。
カウラナがボートに乗るのは今回が初めてだった。彼はずっと船酔いしていて、吐いてばかりいた。かわいそうに思ったけど、僕は引き返そうとは思わなかった。なぜって? もしカウラナがプロサーファーになって、メンタワイの波に乗りたければ、ボートに乗る事にもっと慣れた方がいいからだ。僕がその話をすると、“おじさん、分かってるよ。ちょうどその事を考えていたんだ”と言った。岸に戻った後、彼は“また行きたいな”と言った。強い子だよ。

セスは、“Wow, こんな大きなムヌを捕まえたら、叫んじゃうよ!!” セス、きっとその日が来るよ。君たちは今日がんばったね!!! 前回一緒に来た時からすごく上手くなってた。
僕からのキッズへのアドバイス:
セス: リーフにつかまって魚が入ってくるのを待つこと。いつもサメがいないか見回すのをやめること。リラックスしてダイブしよう!
ジョシュア: 潜水する時に力強くキックしないこと。そうするとボトムに行く時間が少なくなる。あと、いつもサメがいないか見回すのをやめること。リラックスしてダイブ!
カウラナ: 初めてなのに頑張ったよ。次はウェイトベルトを持っていこう。3フィートごとに鼻をクリアしよう。もし痛かったら少し待つ。痛くなければ毎回クリアしよう。チャンスがあればボートに乗ろう。きっと慣れるよ。波がゴーイングオフの時にメンタワイで船酔いになりたくなければね。座って新鮮な空気を吸い、吐きたい時は吐くんだ。
** キッズはこれから続くコンテストに向け、カルフォルニアに発つよ。i hope they kick some ass! go boys!

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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