HAWAII BIG WEDNESDAY

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僕はカメラを3つ水没させ、1つを無くし、別なカメラを買った。何故って?それは、みんなからもっとたくさん写真が欲しいっていうメールを受け取ったからだよ。僕はカメラ会社のオーナーじゃないけど、みんなをハッピーにさせてあげられるのなら、それはすごくやりがいがある事だよ。
昨日、ここ何年かで一番大きいサウススウェルを記録した。そう、ここ何年か。最後にサウスショアでこんな大きい波が来たのはいつだったか、思い出せないほどだ。僕にとってはエキサイティングなこと。そして何がなんでもサーフィン!

それで、タウンでのお気に入りポイント、ビッグライツでパドルアウトした。2日前の波は1-2フィートで小さかった。20人の波に飢えたサーファーがブレイクのたびにケンカしていた。僕は1つ波に乗って、終了。だけど昨日は違った。いつものように波は4フィートを超え、混雑もおさまっていた。僕はたった1つの波に乗るのはいやだったから、海に入りたくない気さえした。そして、まるで何ヶ月ぶりかのようにアウトで波待ちした。大きな波が来た時、僕がどこにいたか分かるよね。
ビデオを映そうと思ってカメラを持って行ったよ。沖に出て波をチェックして、カメラをポケットに入れたまま、ずっと振り返らなかった。僕はただサーフィンすることにエキサイトしていて、チャンネルで波待ちしている時でさえも自分の事を見ていなかった。ただサーフしてバレルに入らなきゃと思ってた。そう、ビデオを撮るのを忘れたんだ。今日はもう少し映そうと思うよ。
こちらはサニー・ガルシア。サニーは20年以上前からの親友だ。彼の事は大好きだ。と同時に、彼とサーフィンするのはイヤだ。だって彼はいい波を全部取るし、交代もしてくれないから。元世界チャンピオンにはOKだと思ってるけどね。いつもみたいにビッグライツでサニーとボーイズに会うのは嬉しい。僕らは今まで25年間、ここでサーフィンしてきたし、全てを見てきた。海から上がれば別々の人生を歩んで来たけれど、波が大きくなったらお互いどこにいるかが分かるんだ。ビッグウェンズデーって映画を覚える?あれと同じ!立てるようになって以来ずっと、波が大きい日にはビッグライツでサーフィンしてきた。みんなそうしてきたんだ!
STAY TUNED FOR VIDEO OF THE BIGGEST SOUTH SWELL OF 2011

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide