Snappers On the Rocks!

273

 今回のトリップでは、トニーも僕もサーフィンするつもりはなかった。サーフボードすら持ってこなかったんだ。でもDay 1に朝起きたときにガマンできず、ボードを借りにサーフショップへ向かった。 そこでビーチまで乗せていってくれるというクールなイタリア人に出会った。 旅が大好きなのはこういうところ。世界中のサーフィン大好きなサーファーたちに会えるからね。 トニーはゴールドコーストには30年ぶりで、僕は初めてだったから、2人のは新しいものばかり。 ボードを持ち、コンテスト会場のスナッパー・ロックスへ行った。そのポイントには誰も入ってなかったから、僕らはテストしに海へ飛び込んだ。 なぜ誰もいなかったかというと、波は岩の上でブレイクするから。なので、僕らは文字通りスナッパー・ロックスでサーフィンしたってこと!レンタルボードでリーフの上を通り過ぎるトニーをみてよ。haha… 海水はハワイより暖かくてきれいでエメラルドで、リフレッシュ。ウェットスーツもいらない。 サーフィンのあとホテルに向かって歩いていたら、偶然フォイルショップを見つけた。ウソでしょ?子どもみたいな僕ら2人は全部チェックしまくったよ。そしたらオーナーが言った。”午後はフォイルしに行こうよ!” 僕らは何て答えたと思う? of course!!!   マシュー、トニーとそのときを楽しんだ。海で叫んでる3人のキッズみたいだった。キラでフォイルしたんだけど、波はパーフェクトで、真っ暗になるまでフォイルしてた。トニーは1日に2回も波乗りしたのは10年ぶりだったらしい。haha… そしてディナーではライノスに会った。最高にアメージングな会話だった。僕らが話してるのを聞いたらみんな大爆笑しちゃうはず。オーストラリアに来る前は、色んな人たちが食事はあまり良くないと言ってた。でもみんな間違ってた。ここの食事は素晴らしいよ!

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide