SOS is Save Our Souls…

697

 
やっと僕のベイビーの世話をできる日がやって来た。キレイに洗う前に乗ってみた。ボトムを洗って、フォイルして、そしてキレイしたよ…
 
ボートをキープする一番いい方法は乗ってあげることだよ!
  
ボウルズへ向かったら2人だけ沖に人がいたよ!だからフォイルを持ってラインナップにパドルしてまたフォイルして凄く興奮したよ。最後に3本波をキャッチして10本の波をライドした。そう、ちょうど15分で3本の波をパドルして10本の波に乗ったよ!その後僕は凄く疲れたけど、十分満足していたよ!!!
 
Mayuki が生まれてからバッテリーを変えていなかった。7年だよ!友達は僕に「おい、ボートは車みたいじゃないんだよ。もし海で動けなくなっても、絶対にレッカー車を呼べない。生死をかけた状況になるだろう。だから絶対バッテリーは変えた方がいいよ!!!」って言ったよ。
  
だからバッテリーを点検したんだ。そしたらさびが見つかったよ!omg, 良かった!!!もしバッテリーが海のど真ん中で動かなくなったら、どんなことになってたんだろうって思うと恐ろしいよ…
 
この写真は日本を襲った2011年の津波の1日前に撮ったものだ。あの日は凄くハッピーだったのに、次の日は凄く悲しい日になった。僕はダイブトリップでパラオにいて、キャプテンが僕たちに海水が引いてるって言ったんだ。なぜなら津波が来ていたからだ。そんな悲しい日。僕はロブスターの味がどんなだったのか忘れてたよ…
 
それからガールズとボーイズと一緒にメンタワイにいた。僕はガールズに魚のさばき方を教えていたのを覚えている。大和撫子になるために彼女たちに練習しようとしていたんだ。全然ダメだったけどね。haha…
 
僕は経験を積んでいるウォーターマンたちと一緒にいる時はいつでも全てのことを見て、聞いているんだ。これが僕の学び方なんだ。全ての詳細はずっと僕の心に刻みこまれている。だからナカイファミリーと行ったモロカイ島へのダイブトリップは僕の人生のターニングポイントになった。僕に海で生計を立てたいと思わせたり、海を保護したいと思わせたのはあのトリップだった。それ以後ずっと僕は必要な分だけハントして眠り、出荷する。それはプライスレスな経験だったな…
(翻訳:タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide