New Baby: Enjoying the World Again!

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ニュージーランドの火山が噴火したって聞いた?ホワイトアイランドで噴火し、島のほぼ全員が命を落としたそうだ。スリルを求める人たちは、最もピュアな自然を体験しにあちこちへ行く。”どうして活動中の山に登らせたんだ?”と尋ねる人もいる。アメリカ国外に旅をしたことがなければ、おそらく訴訟や過失責任を考えたり愚行と思うだろうが、スリルを求める人なら反対のことを考えるだろう… 僕はスリルを探しに海外へ旅をしている。だから、こういう状況に対する見方を書いておく。
まず、米国以外に旅をするには下調べをしなきゃいけない。活火山に登るなら、いつだって噴火の可能性がある。自然なんだよ?僕の場合は、活火山に登ってキャンプするっていう時に準備は何もしなかった。ただ流れに身を任せたけど、それはリスキーだったと思った。だからこそ登ったんだけどね。一晩中、火山が噴火してるの見るのは怖かったが、同時に素晴らしくもあった。普段こんな経験はできない。頂上に着いた時は生まれ変わった気分だった。どんな気分かは表現できないよ…そして再び揺れ始めて噴火した。その場で寝たら大噴火で20分ごとに目が覚めることに慣れてしまった。スリル探求者だったら、こんなシチュエーションにいたらリスクに気づく。でも、こんな風に生きてる自然を感じるときはリスクなんて関係ないんだ。だけど、帰ってから同じ山が噴火して何千もの人が亡くなったと聞いたら、生きていることにすごく感謝させられた。危険なエリアに旅をすると、こういう学びがある。家に帰り、呼吸していることが貴重なんだ。最近のニュージーランドでの噴火で亡くなった人たちを本当に気の毒に思う。だが、スリル探求者たちは精いっぱい人生を過ごしたと思う。すごく悲しいけど彼らは好きなことをして命をなくしたんだ。僕はリスペクトするよ…火山を下山してからこんな波に乗ったら、明日が来るかなんて気にしないだろう。僕を理解できない人たちはたくさんいるけど、リスクを犯して世界を旅すると人生には新しい意義がつくだろう。そして、人生に新たな意義があるのは生まれ変わるようなものだ。この美しい世界を楽しむ赤ちゃんみたいに原点に戻って…

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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