How he Survived the Tsunami

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ミッション4で僕らは地元の漁師さんと話をした。彼は自分の事を話してくれた。
3月11日、彼は地震を感じたけど、それはいつもとは全然違ったそうだ。そう、同じように地面が揺れ、同じように警報が鳴り、それは良くある大きな地震だった。でも彼が港の左側を見たら、鳥たちが今までに見た事の無いような動きをしていた。それで彼は、何か悪い事だと分かった。それまで365日、鳥たちを見て来たけど、3月11日は全く違ったそうだ。彼は、何かが起きると思い、家に走って帰り、家族を丘の上に避難させ、また港に戻りボートに飛び乗った。それから3日間、彼は雪が降る寒い中、船の上で過ごした。これは、たくさんある上手くいった話の中の一つでしかない。何人かの人は、他の人に従って行動したけど、彼は自分の生まれながらの本能に従ったんだ。

ハワイでカズコさんとサーフィンしたのは何年か前の事だ。こないだ彼女はグアムから“今、あなたの友達がすぐ近くにいるよ”って電話をくれた。誰だろう?それは、Fred Mendiolaだった。フレッドと僕は80年代に一緒にサーフィンし、仕事をしていた。海の中にも外にも、素晴らしい思い出があるよ。フレッドは謙虚でいつも優しい口調で、本当にクールだ。彼と話せて嬉しかったし、いつかまた一緒にサーフィン出来たらいいと思う。グアムで?ハワイ?日本?インドネシア?サーフィンはサーフィンだよね!フレッド、話せて嬉しかったよ。カズコ、僕らをもう一度つないでくれてありがとう。aloha.

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide