Surfing Manner

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この頃、何度かクレイジーな事を見かけた。水の中でのサーフィンのマナーが全く無いんだ。色んな人にドロップインする人、周りを見ていない人、馬鹿なやつみたいに動く人。いつもケガをする人がいるのも見るし、ケガをするギリギリの状況もたくさん見かける。でもほとんどのケースが避けられたはずだ。どうやって?ただ周りを見るだけ。もし君がドライバーで車を運転している時、下を向いてレーンだけしか見ていなかったら、横にある物にぶつかってしまうだろう。周りを見て、進む方向の状況を判断しなければいけない。慣れるには時間がかかるけど、それが安全にサーフィンするカギなんだ。

例えばこの写真。彼は人生初のチューブに入ろうとハワイに来ている。ついにバックドアでパーフェクトな波をつかまえ、テイクオフ、ボトムターン、そしてバレルの中に入った。その時、左にいたサーファーが見ずにテイクオフした。夢のようなシチュエーションから悪夢へと変わった。バレルにいたかわいそうな彼は波に飲まれ、リーフにぶつかり、サーフボードを折った。
サーフィンは危険なスポーツだ。もし周りの状況判断が出来なければ、ケガをするだろう。周りを観察して、他のサーファーが次にどんな動きをするかを想像しよう。そして自分が乗りたい波をきちんとゲットしたら、あとは行くだけだ!
surf safe and see you in the water.

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide