身地:New Market, England
ナショナリティー:イギリス系白人とアフリカ系アメリカ人のハーフ
ホームタウン:Raleigh, North Carolina
誕生日:9月9日
身長:174cm
学歴:心理学博士
好きな色:ブルー
好きな食べ物:カニ
好きな飲み物:白ワイン
趣味:写真、料理、絵画、執筆、トレーニング、水泳、ランニング、自転車、サーフィン
Website: www.JasminDesigns.com
Blog: www.JasminDesigns.blogspot.com
Email: jasmindesigns@hotmail.com
Q : 海を連想させるアートワークを数々世に出していますが海から受けるインスピレーションはどんなものですか?
海が好きなのでビーチタウンに住んでいます。日本に来た時、私はファッションモデルとして東京に住んでいました。最初の印象はコンクリートと高層ビル、着物と神社。これが私が受けた印象でした。海に囲まれた島国だというのに、日本にビーチがあるなんてまったく気がつかなかった。ビキニやプロサーファー、ビーチテントなどを目にするとはまったく思ってなかった。私は波を見るだけでもビーチへ行くのが大好きです。海沿いを走ると海のエネルギーを感じます。海は自分の集中力を助けてくれる。海での生活は静かで、ここでは集中する事ができるのです。集中している時が一番クリエイティブなのです。
Q : billabong のポスターを制作されましたが苦労したことはありますか?
はい、これは自分にとってとても敏感な挑戦でした。ポスターは亡くなったプロカメラマン、ワンワンさんの追悼ポスターでした。ワンワンさんは長い間、ここビーチサイドの私たちみんなの友達でした。私が13年前に一宮に来た時初めて会ったのが彼でした。彼のスタイルを表現し、日本での私たちのビーチライフと、彼の素晴らしい志田下のショットを使い何かをクリエイトしたかったのです。私にとって最もデザインの挑戦であり、最も楽しかったデザインでした。
Q :日本に来たときのカルチャーショックを教えてください。
主に2つのショック。1つは私が生のマッシュルームをサラダに入れて食べる事をびっくりする日本人の友達。生のレバーや生の鶏肉、生の牛タンや生卵を食べる人達から、”えっ、生のマッシュルーム食べるの?気持悪い!”と言われるのは未だにとても変だと思います!それから和式トイレにもショックを受けました。どうやって使うのか解らなかった(ほとんどの外人は解らないはず)。日本での最初の年は逆向きに使っていました(洋式のように後ろ向きに、そしてどうやって流すのか困惑しました)。やっと女友達が後ろ向きにならずトイレに向かってしゃがむと説明してくれました。これは私のショックな体験でした。今でも和式トイレは好きではありません。
Q : サーフタウン千葉に暮らしていますが、千葉の良いところを教えてください。
私が住んでいる所は日本の南東でも名うての一定したサーフブレイクです。世界のプロサーファー達が波をチェックしに来ます。ブラジル、バリ、南アフリカ、オーストラリア、イギリス、フランス、ハワイ、そして私のホームカントリー、アメリカから来たプロ達と会いました。リーフも無く、砂がほとんどの沿岸は私のような初心者サーファーでも結構安全。波のコンディションが一定している事から夏にはサーフィンとビーチイベントでよく知られています。太東はサーフタウンフェスタというサーフィン大会が有名です。太東ビーチで毎年開催されるイベントです。このイベントの楽しみはサーフィンコンテストが主ですが、安全性や救助、ビーチクリーンなどのビーチライフにとって大切な事を教えるのを焦点に置いている点です。
Q : サーファーという人種をどう思いますか?
サーフィンは個人スポーツです。個々が水の中でチャレンジする。サーファー達が自分のゴールに向けてサーフする。挑戦と決断力によって良いサーファーとなる事が、海とそれ以外の場所でも通用する個人の特性となるのでしょう。
Q : 現時点でも理想的なライフスタイルを確率していますが今後の夢を教えて下さい。
私は日本居住というあまり旅をしない道を選び、それは私の中で違いを生みました。文化の挑戦から常に刺激を受け、自分の人生に平穏を感じます。私にとってこのような尊敬すべき平和な社会に住む事は究極の体験です。私は2001年10月2日に主人Brett Alexander Youngを車の事故で亡くしました。日本人から学んだ事は、私が主人の死という強烈な痛みから現在の新しい人生での幸せを感謝できるようになった事を可能にしてくれました。それが私が日本に残って住んでいる理由です。私は「Memoirs from Japan」という本を書きました。日本に住む事によって平易な事への感謝の気持をどう学んだか、またこの素晴らしい文化の体験から得るものを書き残したものが私の本です。私は夢想家ではありません。私にとって夢は遠いものです。もっと現実的なゴールを作り一歩づつ進んで行く方を選びます。今、私の次のゴールは信頼できる出版社を探す事です。まだまだシェアしたい素晴らしい体験があるので。
取材協力
PHOTO:MANA NOMOTO
インタビュー:NAOKA